2009.3.1 〜城ヶ崎クライミング(その1)〜
今回はシーサイドエリア、いつもは混んでいるのに我々のグループで独占(雨なので)

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場所
静岡県伊東市伊豆高原駅南約徒歩15分「シーサイドエリア」
駐車場・登山口
伊豆高原駅南の無料駐車場があるが、今回は伊豆高原駅を利用
登山行程
0800頃/1700頃シーサイドエリア
参考資料
PUMPのホームページに案内図(一部のみ)あり。
今回のグレードは「日本100岩場」を参考にしました。

なぜこの山?
前回の城ヶ崎はファンクライムクラブのMさんと2/8にファミリークラックエリアと行き、温暖な伊豆の気候は最高でした。

今回、週末はトレイルランでもしようかと考えていたところに、尾根の向こうのpecoma君から城ヶ崎シーサイドエリアでの岩登りの誘いを受ける。うりうは岩登りの誘いは最優先順位であるので、行くこととする。今回はシーサイドエリア、朝に現地集合。

しかし一つ問題点がある。城ヶ崎シーサイドエリアはべらぼうに難しいのである。5.8しかオンサイトの経験がないうりうにとっては、登れるルートは皆無に等しいのだ。

さて、どうする?(スーパーマンのマントでも借りてくるか・・・)

登山口までの移動・登山記録
22時半頃に自宅を出発すれば間に合うのであるが、妻が眠いのから、と21時半頃に家を追い出される。

まいどおなじみの深夜の新宿です。

今回の移動は、早朝に城ヶ崎現地集合で、当日出発では着けないので、ここから小田急線に乗って小田原で仮眠をします。

どこで?・・・って、そりゃ〜豪勢にここに泊まりますよ。
ネットカフェ「エイジア」。(時間は午前1時前です)

予めいっておきますが、私はオタクではないです。仮眠だけに来たのですよ。
(・・・と言えば言うほど怪しい)
個室をゲット(6時間、1480円)。

始発電車まで5時間ぐらいあるし、何をしようかな〜・・・って、しっかり仮眠をして明日に備えなければ。
結局、あまり眠れず(ネットカフェ難民の気持ちがわかります)に、始発の東海道線に乗り、熱海に着きました。

ここからは伊東線→伊豆急行線で伊豆高原駅へ向かいます。

写真は、これから乗る伊豆急行線の電車。
車内の様子。

海側がボックスシートで、山側がロングシートです。

当然、海側に座ります。
時々、海が現れます。

のんびり鉄道旅です。

くもりだけど、晴れて欲しいな。
まさかだけど、雨が降ってないかい?
(窓が濡れているぞ)

天気予報では「くもり」であったはずだが・・・
運転席を見ると・・・

マジ降りじゃない。
これではクライミングなんかできっこない。
7時24分に伊豆高原駅に到着する。天候は雨。

とりあえず向かいのホームに止まっている列車を撮影。

クライミングの絶望感がただよう。
改札口を出ると。

伊豆高原駅は大変きれいである。
駅の横には、こじゃれた店が並んでいる。

まだ、オープン前ですが。
駅の外に出る。

とりあえず、約束どおりシーサイドエリアに向かいますか。
(何しに行く?という感じであるが)
これは前回とめた駐車場。

ここからは道はわかっている。
川沿いの道を歩いて・・・
やがて「天立吊橋」に到着。
前回と違い、暗いね。

あと、期待感もない。
下をのぞくと「ファミリークラックエリア」だが・・・

岩も濡れているし、人はいるはずがない。
少し歩くと、いかにも「ここから懸垂下降します」というロープが見えた。

ここから下りると思うが、学生(pecoma君とchippeさん)はここに来るのかな?



電話をしてみる。

「あと、3〜4分でそこに着きます」とのこと。一応、来るのだね。



ちょっとのぞいてみると・・・すごい怖いじゃん。

最初は先に下りていようかと思ったが、待つことに。
ここからは、シーサイドエリアの西側のサンライズエリアが見える。

本来であれば、朝日を浴びているはずだが・・・



やがて、学生がやってきた。(こんな雨の中どうするの?)

とりあえず、ヌンチャクが残置してあるので、最低でも回収しなければいけないとのこと。

なので、岩場へ向かうことに。



懸垂下降をする。

ロープが何本もあり、それぞれが絡み合って、ほどきながら下りる。



ちなみに・・・

去る2/8に、ここで転落死亡事故が起きています。

クライミングで命を落とすならまだしも(・・・じゃないけど)、移動で命を落とすなんて。(いやだよね)



さて、いつになったら登りはじめるのだ!という感じであるが、まだ前置きが続きます。

懸垂下降して、少し下ると「サンライズエリア」に着きます。

懸垂下降をしないと、ここへは来れないので「秘密訓練場」といったところです。
ゴロゴロする岩を東に向かい「サンセットエリア」に着きました。

学生は昨日も、ここでクライミングをしていた。

もちろん、他に人はいません。



でも・・・



ここの岩、かぶりまくっているじゃない。

こんなのどうやって登るのだよ。
その前に・・・雨ですよ。

これからどうするのかね。



しかし・・・

かぶっているいるおかげで、濡れていないルートもあった。



これは「アイロンヘッド5.12a」の名前の由来の岩。

岩がアイロンのヘッドのように見えるでしょ。



しかし、奇岩めぐりに来たのではない。(クライミングに来たのですよ)



学生はどうするかの相談。



とりあえず、雨がやむことを期待して、濡れてはいるが「名探偵誕生5.8」を登ることに。
(やっとクライミングに入りますよ)



これが「名探偵誕生5.8」。

シーサイドエリアでは一番簡単なルートである。
pecoma君がトップロープをつける。
うりうも登ってみる。

濡れてはいるが、思ったよりも滑らない。
5.8程度だと核心部はない。

でも、リードだとギリギリな感じ。
ここから左の終了点の木に向かってトラバース。
下から見るとこんな感じ。

結構リードだと怖いですよ。



先ほどの「サンセットエリア」へ戻る。



chippeさんが、昨日からの課題の「エアーダンス5.12a」に登るそうである。
なんですか?これは。

棒は、ロープをヌンチャクに引っ掛けるためのもの。
はしごは・・・何でしょう?
ヌンチャクの束は・・・誰かの忘れ物?(盗まれるぞ)
棒を上手く使い、ロープをヌンチャクにつけました。

ここのルートは1クリップ目は予めクリップさせておく「プリクリップ」で登ります。
chippeさんは「エアーダンス5.12a」トライするが、雨ですべって登れないようなので、雨が止んで乾くのを待つことに。
pecoma君も昨日からの課題の
「パンピングアイアンII 5.12b」
に挑戦します。



パンピングアイアンIIのルートは偶然にも全く濡れていませんでした。



なので、やっちゃいましょう。
pecoma君は、本日二便で見事レッドポイントしました。

詳しくは尾根の向こうをご覧あれ。
さて、うりうも「パンII」いっちゃいますか。

ムーブは頭によ〜く刻み込んだからね。

(↑これって、御岳ボルダーの「忍者返し」の構図とそっくり)



結果は・・・



離陸可能。

まだ、登れます。(残念でした)
ハングもいっちゃうよ。



そこで・・・



終了。

惜しい!(どこが?)
さて、二便目もいっちゃうよ。

ここからが、「うりう的」核心部です。
(本来はもっと上)
気合を入れて・・・
うりゃ!

上のガバが取れました。
ここで耐えて、足をどこかに掛けなければ・・・
足を掛けてココ(矢印)を狙います。



おりゃ!



もう一段進めました。

今度はココ(矢印)を取ろうと思った所で・・・



フォール(ぶら〜ん)。(写真なし)



でも、自分的には満足のいく結果でした。

続きはその2へ。

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