2009.2.21 〜御岳ボルダー〜
初のボルダリング、忍者返しの岩でしっかりと返されました

エリアマップ
場所
東京都青梅市御岳

駐車場・登山口
御岳周辺に無料駐車場複数、今回は有料駐車場(1000円)にとめる。

登山行程
0830頃/1300頃御岳ボルダー-1400頃/1530頃CARAMBA

参考資料
今回のグレードは「小川山御岳三峰ボルダー図集」を参考にしました。

なぜこの山?
当日は母校山岳部の卒業生追い出しコンパ。当初は福島県にある部長の別荘でスキーと宴会の予定であったが、部長の都合で別荘が使えなくなった。結局、夕方に追い出しコンパだけ行うこととなったが、それまでの間は暇である。

そこで、卒業生に「どこかへ行きたい」みたいな連絡をしたところ、御岳ボルダーへ行くというので、一緒に行くこととなった。一応、肩書きは「山岳部コーチ」であるが、御岳ボルダーは初めてなので、車は出すが、連れて行ってもらう。

確か、ボルダリングにはマットが必要であったはずだが、うりうは持っていない。学生が持っているそうなので、それを利用することとする。

登山口までの移動・登山記録
湯河原幕岩に引き続き、風邪は治りきっていない。(前々日に「三山会」の宴会なんぞするもので・・・)

朝7時に学生(いつものpecoma君 & chippeさんです)をピックアップするが、マットが行方不明になっているそうなので、「井上商店(地元の普通の売店であるが、マットを1000円で貸し出しもしている)」で借りるか、他の人のマットを適当に融通してもらうかで行くこととする。

御岳に到着するが、無料駐車場が工事へ閉鎖されていたので、民間の駐車場に止める。

金1000円也。
ここの駐車場はターンするだけで1000円とられる。

恐ろしい駐車場です。
さて、御岳橋のすぐ近くの「井上商店」へやってくるが・・・

やってないじゃん。

これでは、マット借りられないじゃない。

とりあえず、マットは適当に誰かに借りるとして、河原へ向かう。
橋を渡ると御嶽駅。

この後ろを見ると・・・
ここから御岳の河原(御岳渓谷)へ下りることができます。
河原の遊歩道をてくてく歩く。

風邪気味なので、速く歩けない。
川ではカヤック(カヌーかな?)をやっているぞ。

いろいろな遊びがあるね。
御岳小橋のたもとには、ボルダー課題の岩が点在。

最初に触るのは・・・
とけたソフトクリーム岩。

寒いし、一番簡単な課題はどれ?
「マントル9級」らしい。

これどうやって登るの?(わからん)
こうやって登るらしい。

うりうもやってみるが、寒くてまだシューズのフリクションが全く効かないので、途中でやめる。

落ちると、下は岩ゴロゴロなので・・・怪我するぞ
pecoma君が「アンダー7級」に登る。

下は岩があるし、まだこれに挑戦しようとは思わない。

てか、マットなしでこれからどうするの?
(怖くてできないぞ)
もっと簡単な課題のある、
隣の「すべり台岩」へ移動。

本当にすべり台のようである。
こっち側には10級課題が3つもある。

これなら楽勝。マットなしでも大丈夫。
まず、10級課題をサンダルでお手本。

pecoma君なら腕だけで登れそう。
何してるの?

妖精か?
うりうも10級課題を2本登る。これは楽勝の楽。

ただ、ここから下りるのすんごい怖いのだけど・・・
(足を捻挫しそう・・・)
pecoma君が「すべり台6級」に登る。

うりうも登るがすんごい簡単に登れた。6級は甘すぎるのでは?
上にいると、pecoma君が登ってきた。

歯なんか出して大変そうな顔をしているが、10級の楽勝課題である。
まあ、カメラ用の演技です。
次にpecoma君が「オーストラリア岩」へ移動した。

何をしようかとしているというと・・・
「モンキーカンテ4級」に挑戦。

つるつるすべって登れなかった。(朝だし、マットもないし)
うりうでも登れそうな課題は9級のマントル課題があった。

これは登れました。
やがて他のグループもやってきて、マットが「とけたソフトクリーム岩」にひかれた。マットもひかれたので安心してチャレンジできる。


pecoma君が5級課題に登る。(もちろん成功)


うりうも、やっと「やや本気トライ」をするが、撃沈(泣)。



まあ、「朝なので」ということにしておきましょう。



chippeさんが「忍者返し(1級)」に挑戦するらしいので、移動がてら井上商店をのぞく。



やっぱり、やってないじゃん。

コンビニにも寄っていないので食料もないじゃん。
(↑これは私のミスです)



看板に井上商店の電話番号があったので、電話をすると・・・

「すぐに出ますのでお待ちください」とのこと。しばらく待つと・・・

店のオヤジが出てきて「マットはすべて予約済みです」という。

なら・・・電話で済むでしょう。(期待させないでよ)



マットはないが、忍者返しの岩付近はマットは多いそうである。

マットは適当に借りたりして行うことに。
有名な(一部クライマーの中で)「忍者返しの岩」へやってきました。

これから本気(マジ)です。腕がなります。
この岩は最低でも「忍者返し(1級)」という、とんでもなく難しい課題ばかりです。

どこからやろうか迷いますね。とりあえず「蟹虫(4段)」でもやってみますか・・・って無理無理。
この人は「忍者クライマー返し(2段)」をやってますよ。

なかなかやりますね。
pecoma君は「忍者返し(1級)」を登った後に、「子供返し(初段)」をやっています。

なんで子供の方が忍者より難しいの?(変じゃないか?)
さて、うりうも「忍者」いっちゃいますか。

ムーブは頭によ〜く刻み込んだからね。



結果は・・・



離陸不能。

なんでこれが登れるのだよ。(わけわからん)
人も増えてきたことだし、ちょっと、おいとまいたしやす。

忍者様は、私をお呼びでなかったのね(泣)
忍者返しの岩の横にある、ちんけな岩を発見。

「白狐岩」です。ここは5級、6級課題があるのでうりうでも登れそうです。

しかし、下に「バックブレーカー岩」があって怖いな〜。
pecoma君が6級課題を登る。

この状態から矢印のガバが取れたら終わり。

うりうも出来ました。



左下からトラバースして6級課題の合流する「トラヴァース5級」という課題がありましたが、バックブレーカー岩に落ちそうでやめました。



pecoma君が「この人は山本??(だったかな?)ですよ」という。

女性の凄いクライマーらしい。
pecoma君がこんな所(玄関岩、ガバハング4〜6級)を登りはじめる。

落ちたらドボーン・・・ではなく、ドボゴチーンです。(浅いので)
次はマミ岩です。

現在、人が取り付いている所は「マミ岩右3級」です。
pecoma君が「マミ岩右3級」を登ります。

結局うりうは、マミ岩左6級:一撃、
マミ岩中央4級:二撃、マミ岩右3級:三便×でした。
例の山本??さんの正面をなんとか写真に収めたいと、
いろいろ撮るが・・・

撮れたのはこのシーンだけ。
(隠し撮りマニアではありません)
また移動します。

次はどこかな?
あの岩だそうです。
「鵜の瀬岩」に到着。

うりうに出来そうな課題は5級と6級です。
pecoma君が登っているのは2級。
この女性が登っているのは6級。

うりうは6級をズルして登った?



あと5級課題に取り付いたが、途中で怖いのでやめた。



結局、マットがないと思い切ったことが出来ないので帰ることに。



帰る途中で見た忍者返しの岩。

たくさんのクライマーがたむろ。
帰る途中に「CARAMBA」というクライミングジムに寄る。
ここでは6級を中心に練習。外岩の6級の方が簡単に感じた。

正直な所、ボルダリングならジムの方がいろいろあって、安全で、面白い。
(クライミングは外岩の方が断然よいが)
夕方からは山岳部追い出しコンパ。

最初は卒業生の「足跡」を追う会。



ただし・・・

下級生が同じ足跡を追うと間違いなく死者がでます。
・積雪の北鎌尾根(あの加藤文太郎が死んだ)
・北岳バットレス(一人は第四尾根フリーソロと一組は落石の巣窟の第二尾根)
・マッターホルン(ガイドなし)
・瑞牆山ベルジュエール(オールナチュプロルート)
など、かなりヤバイです。

詳しくは尾根の向こうをご覧あれ。



ところでrickyは?・・・約1時間遅れで到着。

本人談「6時ぐらいかと思っていた」。(←極めてアバウトな性格)



部誌の贈呈です。

部誌には三ツ峠山で卒業生に殺されかかったことをしっかりと書きました。
花束贈呈後の卒業生挨拶。

一番右のayumu君は他三人に、うりう同様殺されかかった体験談を話しました。
さて、二次会のバーべーキューに移ります。

大量の酒と肉、酔いがまわってきました。
酔いがまわると、さすがは学生・・・「一気」です。

このあと妻からの電話で途中離脱となってしまったが、遭難者はでなかったかな?

この日の成果
とけたソフトクリーム岩
 マントル9級:一便×
 5級:二便×
すべり台岩
 10級:一撃
 10級:一撃
 6級:一撃
オーストラリア岩
 9級:一撃
忍者返しの岩
 1級:三便×(離陸すらできない)
白狐岩
 6級:一撃
 トラヴァース5級:やらず(落ちたらバックブリーカー)
マミ岩
 マミ岩左6級:一撃
 マミ岩中央4級:二撃
 マミ岩右3級:三便×
鵜の瀬岩
 6級:一撃?
 5級:一便×(怖いので途中でやめた)

今回登山で学んだこと
・山岳部・・・これからも楽しみです。

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