2009.2.17 〜湯河原幕岩クライミング〜
梅を見ながらのクライミング、やっとオンサイトらしいグレードをつけることができた
幕山公園の梅(Nさん撮影)
場所
神奈川県足柄下郡湯河原町
駐車場・登山口
幕山公園内に無料駐車場あり
登山行程
0440頃埼玉自宅-0830頃クライミング開始-1700頃クライミング終了
参考資料
PUMPのホームページに案内図(概要とてんとうむしロックのみ)あり。
今回のグレードは「日本100岩場」を参考にしました。
なぜこの山?
元々週末に伊豆城山でクライミングの予定であったが、都合で「平日に湯河原幕岩で梅を見ながらクライミングはどうか」という提案を受ける。休暇を取れる日時を調節し、2/17に行くこととなった。
今回、ファンクライムクラブのメンバー4名(うりう、榊原さん、Nさん、Kさん)でクライミングすることとなった(二人は現地集合)。
登山口までの移動・登山記録
前々日の
奥高尾トレラン後、風邪をひく(+右膝痛)。前日は行けるかどうか微妙であったが、電撃的に風邪薬を飲んだら、当日朝はなんとか体が動くようになったので行くこととする。
西武線(始発)→小田急線→東海道線を乗り継ぎ、湯河原駅に8時前に到着する。
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湯河原駅の駅ホームのベンチの座布団。
梅と椿?
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湯河原駅。
当日朝はべらぼうに寒く、近くの山には雪がうっすら積もっていた。
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幕山公園(幕岩がある公園)行きのバス停では・・・
梅は7分咲きの案内。
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幕山公園行きのバスはまだ運行されていなかったので、タクシーで移動。
タクシーで行くと幕山公園の「裏口」に行くこととなる。
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幕山公園内の梅園に入ると梅が咲いています。
五分咲きと言ったところ。
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幕山公園の入口付近ではたくさんの出店がある。
当日も多くの人(リタイア後の人ばかり)が梅見に来ていた。
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梅の中を岩場へ向かう。
ここは白い梅が多い。
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ピンクの梅もある。
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10分程で、茅ヶ崎ロックの「桃源郷」という岩場に到着。
梅にも近く、広場も広く、一番登りたかったところですが、今回は空いていました。(前回は空いていなかった)
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さて、早速うりうが
「シルクロード5.7」にオンサイトトライします。
いきなりのリードは緊張しますね。
(しかもこの時は岩も冷たく、手の感覚がない)
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無事終了点までたどり着きました。
5.5から5.7にグレード更新です。
(↑ショボ〜)
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一応、これがルートです。
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次に「いんちきするな(旧「蟻さん」とされたルート)5.8」にオンサイトトライします。
アップが終ったので多分登れるでしょう。
(登った後撮影)
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登っている最中にNさんがやってきて写真撮影。
これぐらいのフェースでは楽勝です。
(しかし・・・ビビリながら登る)
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終了点に到着。
(いんちきしていません)
5.7から5.8にグレード更新です。
(↑やっぱりショボ〜)
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トップロープを左に移動させ「サンセット5.10a」に挑戦です。
右のフレークは使用禁止。
登れるかな?
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右手のアンダーを上手く利用し、登ります。
まだ核心部ではありません。
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チョークバックに手を入れ気分転換。
ここから一気に登ってトップアウト成功。
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登れたのでリードやっちゃおうかな〜?と思っていると・・・
「あんな登り方では上手くビレイする自信はないぞ」と言われ、あきらめる。
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次はさらに左にある「アボリジニ5.10a」。
前のサンセットと同じグレードであるが、ちと難しい感じ。
(写真はNさん)
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榊原さんも挑戦。トップアウトするのに苦労しました。
左足にスタンスがないため、難しいです。
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うりうも挑戦。
一回目はムーブの作り方がわからず挫折。
二回目は各駅停車でムーブを完成させ、トップアウト。
(でも、難しい)
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「桃源郷」から「大滝フェイス」に移動します。
見えている岩場は「ヒヒ岩」。
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ここから見た景色。
遠くに海が見えます。
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さて、大滝フェイスに着きました。
見た感じ、うりうにも楽勝そうな感じ。
早速「馬返し5.9」オンサイトでグレード更新を狙います。
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結果は・・・
怖くて怖くて、一個目がクリップが出来ず敗退。
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そのまま左の「鼠返し5.7」へ転進。
つるんつるんのスラブはムチャクチャ怖くて、写真場所から次のクリップが怖くてとりに行けず、またも敗退。(だって、大根おろしになりたくないんだもん)
「登ればわかる、めっちゃ怖い」と言っても、他の人に納得してもらえず。
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結局Nさんに「鼠返し5.7」を登っていただく。
右のルートの支点を利用して成功。
(こうすればよかったのですね)
Nさんも、かなり怖かったと言っていた。
そうでしょ、そうでしょ。(←ガキか?)
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結局トップロープで「鼠返し5.7」をトップアウト。
つるつるのスラブでトップロープでも怖かった。
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次に左の「ブライト5.7★」をトップロープで登る。
鼠返しよりも苔がありもっと怖かった。
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途中からKさんが合流。(上にいる人がKさん)
Kさんの主目的は「にのみや」での飲み会で、クライミングは「おまけ」。
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次に「シャワーコロン5.10a」をトップロープで再登。
前回に登ったことあるので「リードやる?」と言われたが、ちと怖いので遠慮した。(でも、できたかな?)
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トップロープを「アリババ5.10b★★」へ移動させ、Nさんが登る。
Nさんがいるところが核心部。
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うりうも登る。
今いる位置が核心部で、ここからどうやっても上へ行けなかった。
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ここまで垂直だと、何かしら「特殊技術」が必要です。
その技術はさっぱり分かりませんでした。
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左手ではKさんが「シャワーコロン5.10a」を登っています。
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17時近くになったので帰りましょう。
帰る途中・・・危うく滑落しそうになった。
本日でもっとも危険な状態。
(最後まで気をつけましょう)
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本日は二次会の「居酒屋にのみや」には風邪のため参加をあきらめた。
しかし、グレードをつけることができたので楽しいクライミングでした。
(↑梅見はどうした?)
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この日の成果
桃源郷
シルクロード5.7:オンサイト
いんちきするな(旧蟻さんとされた)5.8★:オンサイト
サンセット5.10a:トップロープトップアウト
アボリジニ5.10a:トップロープ2便(途中敗退と各駅停車トップアウト)
大滝フェイス
馬返し5.9★★:リード途中敗退
鼠返し5.7:リード途中敗退、トップロープトップアウト
ブライト5.7★:トップロープトップアウト
アリババの岩場
シャワーコロン5.10a:トップロープ再登
アリババ5.10b★★:トップロープ途中敗退
※トップアウト:登りきること
今回登山で学んだこと
・梅よりクライミング。(「花よりだんご」みたいに)
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