2008.6.1 〜富士山(3775.6m)〜

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ルートマップ
標高差:1390m
登山口:富士宮口新5合目駐車場
駐車場:富士宮口新五合目(無料)
登山時間:五合目-山頂-五合目。5:51、単独行
登山行程
2342埼玉自宅-0158/0309新五合目-0420元祖七合目-0443/0450八合目-0513九合目-0550九合五勺-0634/0653剣ヶ峰-0705浅間神社-0826新六合目-0900新五合目(愛鷹山へ移動)

なぜこの山?
前日5.31の土曜日は雨なので行動は起こさず。当日6.1の日曜日は全国的に晴れの予報。直前まで「6月13日までの仙丈ヶ岳日帰り計画」を実行しようと考えていたが、バスが来る6:05まで何も行動が移せないのは個人的にはいやなので、早朝より行動を起こせる別の計画を実行することとした。

前回まで二回連続「北」へ向かったので、今回は「西」へ行くこととする。西部方面には「鳳凰三山」「富士+愛鷹」「金峰+瑞垣」の案があるが、積雪の状態がどの山も確認できなかった。この中で、多少の積雪があっても、比較的「高速」で歩くことが可能と考えられるのは「富士+愛鷹」であるので、この案を採用した。今回はこれに箱根の「金時山」も加えた、100-200-300名山制覇をもくろんだ。
大学(1992.7)の時、浅間神社(奥宮)まで登った経験がある。この時はかなりのスローペースで登ったため、高山病による頭痛にはなったが、それは下山後であった。家族とは新五合目まで車できたことがある。どちらも最高地点である「剣ヶ峰」には行っていない。

登山口までの移動
前回は「マメ」のためギブアップしたので、今回は万全のマメ対策をした。前日の23:42埼玉自宅出発。入間ICで圏央道に乗り、河口湖ICで下りた(深夜割引使用)。富士五湖道路を使えば速いが、割引がないため、一般道を走る。富士山スカイラインを通り、1:58に富士宮登山口新五合目に到着。一時間程仮眠をする。

登山記録
3:09、ここは新五合目登山口(2400m)。

なんだこれは?これをみたら引き返す人もいるが、ここまで来て引き返すことはしないぞ。
「頂上までの登山道は夏山シーズンまで通行禁止」。

一休さんのとんちではないが「登山道を通らなければ山頂へいける」とも解釈できる。という屁理屈をこねて突入を図る。
ただ、進入するためにはこの雪が邪魔である。
ここを無理矢理通ろうとしたが、だめだった。
そこで、別の関係ないところから進入を図り、入ることが出来た。

赤い点は車のテールランプの反射。
地図を見ていただければわかるが、登山道は東へ向かっている。

真っ暗闇の中、そのようなことを知らないので、道もなにもないところを「直登」してしまった。道ではないので、砂利が崩れ、全然登れない。「登山道はどこだ〜」と探しながら、登りつづける。
3:38(0:29)、暗闇の中、ブルドーザーが走るような「道」が現れた。

この道に沿って登ることとする。
4:19(1:10)、ご覧の看板が現れる。

やっと登山道に復帰できた。
この頃にはだいぶ明るくなり、ヘッドライトが不要となる。
4:20(1:11)、着いたのは新七合目かとおもいきや、元祖七合目「山口山荘」(3030m)。
ここら辺ではまだ積雪はほとんどなく、傾斜もそれほどきつくない登山道である。

「直登」したときは、死にそうであったが・・・
八合目はあそこ。

まだ比較的すいすい登れる。
じつにわかりやすい。八合目である。

ここら辺までくると、気分が少し悪いような?
4:43(1:34)、八合目「池田館」(3250m)。

少々休憩、兼景色を見る。
みごとな雲海。

もう少しで御来光も拝めそうだ。
下には宝永山。

雲海のおかげで、他はなにも見えない。
4:47(1:38)、隠れていた御来光が出現。
山頂方面を見る。

あと少しである(実際は高山病で少しではなかった)。後で知ったが、矢印のところが浅間神社があるところ。

ここで、23時に出発したという若い男性二人組と会う。ここら辺より雪が積もっており、登山道がよくわからないらしい。うりうもわからないが、とりあえず一緒にいくこととする。
ところが、一人が高山病にかかっているようで、すぐに動けなくなってしまった。

申し訳ないが、先に行かせてもらう。
影富士。
別のバージョン。
九合目が近づいてきた。さらに上には九合五勺もみえる。

うりうも、明らかに「高山病」になった。気分不良になり、意識が朦朧としてきた。とてもきつい。
5:13(2:04)、九合目「万年雪山荘」(3410m)に到着。

写真の木のまるい椅子に座り、高山病のため、しばらく動けず。

以前テレビで、登山家の野口さんが、ヒマラヤで石の上に座ったまま死んでいる人の話をした。そんな状態か?(そこまで大げさではないが、なんとなくわかる)
三歩歩いて10秒休んだり、よつばいになりながら登ってきた。動くと気分が悪い。

5:40(2:31)、九合目から目と鼻の先の、九合五勺「胸突山荘」(3550m)に到着。
浅間神社はすぐそこ。

なんだけどね・・・。
頭が朦朧とする。

この後、とんでもない間違いをしでかす。
浅間神社方面は雪渓か・・・いやだな・・・。

(アイゼンつけて登ればいいだけの話だ、何を考えている!)
反対方向には、普通に見える道がある。

変なところへ行くかもしれないが、こっちへ。

(悪魔の誘いに乗るな!何の保障もない「道」だぞ)

ボーとしたまま雪渓を横切る。

雪渓を渡ったようだ。写真を撮ろう。
この雪渓は滑落したら標高3600mから落下するもの。

落ちたらやばかった。
なぜか測候所跡が見えている。浅間神社はどこ?(この時は本気でそう思っていた)

線のようにさまよってゆく。雪の上で滑ったり、瓦礫が崩れたりすると、踏ん張らなければならない。そうすると動けなくなってしまう。
あの岩場を登れば登山道へ復帰できる。
標高3700mのご覧の危険な岩場を登る。

浮石も多くとても危険である。
なんとか剣ヶ峰と浅間神社の間の登山道へ復帰できた。

あと少しで山頂。
「お鉢」が見える。
もう少しだ。

測候所のドームは今はないのね。
6:34(3:25)、高山病と戦いながらなんとか剣ヶ峰に到着。

九合五勺から、一時間近くかかってしまった。

八合目からは二時間以上(コースタイムより遅い)。
すぐ下山したいが、とても良い天気だ。絶景が期待できる。

山頂から西を見ることが出来るところを探す。
ここから西を見ることができる。

展望はこちら
展望の撮影後、浅間神社方面へ下山をする。

写真中央が、浅間神社(奥宮)と山小屋の頂上富士館などがあるところ。
山頂からは新五合目の駐車場が見える。

手前は滑落せずに済んだ雪渓。
もうすぐ浅間神社。
7:05(3:56)、浅間神社。

左は頂上富士館。
帰りは雪渓を下ることとする。

ここで、本日登頂二番乗り(と思う)の一行に会う。
雪渓を一気に下る。八合目過ぎたところから足取りも軽くなる。

ここでトレッキングポールを落としたら、300mぐらい下まで落ちてしまった。
宝永山も見えてきた。

そろそろ雪渓の終点。
雪渓の終点。

終点からは右方面に道がある。
雪渓の終点から見た雪渓。

八合目が見えるので、ここは七合目ぐらい。
右方面(西)に歩くとすぐに雪渓があった。

見えている小屋まで横切る。
あとは、登山道を下る。

スキー・スノボーを担いだ人と多数すれ違う。
8:26(5:17)、新七合目に到着。

八合目で会った、若い男性二人組と再度会う。彼らは、残念ながら九合目で引き返したとのこと。次回は「リベンジを誓う」と言っていた。
新六合目〜新五合目の間から見た富士山頂方面。

この日はこれを最後に雲ってしまった。
新五合目が見えてきた。

矢印が売店があるところだが、見えているところに車を止めたので、見えている道を通る。
9:00(5:51)、新五合目に到着。

すぐに愛鷹山に向かう。

今回登山で学んだこと
・高山病がこんな恐ろしいものとは知らなかった。
・今回は速く登りすぎたようだ、次回は少し体を慣らしてから登ったほうが良い。

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