2008.12.27 〜入笠山(1965.1m)〜
富士山滑降への予備練習、スキーセットを担いでの登山と12年ぶりのスキー練習

入笠山の展望へ

ルートマップ
標高差:190m
累積標高差:200m
平面距離(全行程):3.9km
駐車場・登山口:長野県諏訪郡富士見町、富士見パノラマリゾートスキー場
コースタイム:-
コースタイム(合計):-
登山時間:登山口-山頂-登山口。1:31、同行者1名と
登山行程
1000頃スキー-1134登山口-1145入笠湿原-1223/1234山頂-1305登山口-昼ごはん-1430/1600スキー

なぜこの山?
いつものように長いです。

うりうは大学時代はスキー部(と水泳部)で、ゲレンデでは「ブイブイ」いわせていた(つもり)。当時の得意種目はスラローム(回転)とコブ(当時は「モーグル」という競技はなかった)であり、スキー場へ行くとコブ斜面ばかり滑っていた。一応、2級のバッチを持っている(1級は受験していない)が、何せそれは14年前に取得したものであるので、今では全く通用しないだろう。さらに現在のスキー板は「カービングスキー」であり、当時とは滑り方が違う可能性がある。今年の春からはバックカントリー(BC)スキーを始めようかと考えており、「富士山滑降」を目標とすることとした。

最初にスキー選び。BC用のスキーには、テレマークスキー(いわゆる「歩くスキー」)やビンディングがヒールリフトするスキーなどがあるが、近くのスポーツ用品店では売っていない。しょうがないので、原宿の「BC MAP」をのぞいてみる。BC MAPで話を聞くと、靴、板に加え、シール(滑り止め)、ビーコンなども必要で、計算するととんでもない値段であった。年数回行くか行かないものに多額の費用を出費するのはもったいないので、春限定にして「ザックに普通の板を担いで登り、そして滑る」という方法を採ることとし、普通の板を近くのスポーツ用品店で購入した。ストックは現在使用しているトレッキングポールを使用することとした。

登山用品店でスキーが装着できるザックについて聞いたところ、普通のザックに装着できるとのこと。そこで、クライミング用ロープも積める一石二鳥の安いザックを購入した。

これで道具はそろった。あとは行くだけであるが、最後のスキーから12年ぶりで、練習も必要だし、板を担いで登る訓練も必要。ここで、たまたま「30代:登山・山スキーなど」で入笠山(にゅうかさやま)登山とスキーという企画があったので、これに参加し、スキーの練習と担いで登る訓練をすることとした。

登山口までの移動・登山記録
今回の企画は、富士見パノラマリゾートスキー場8:30現地集合なので、車で向かいます。深夜割引適応になる4時少し前に入間ICから高速道路に乗り、途中で仮眠をとりながら韮崎ICまで走り、一般道に降り、6:30頃にスキー場に到着した。

ここが集合場所のチケット売り場。

眠いのでまた仮眠をする。

8時少し前に目が覚めると、今回参加するmlmlさんらしき人(今回初対面)がいたので話しかけてみると、まちがいなくmlmlさんであったので、雑談しながら他の人を待つとする。

ついでに、スキー場の下見をしてみる。

スキー場はまだ全面オープンしておらず、ここは下部のゲレンデ。

人工降雪機でなんとかオープン。
上部とつなぐコースは現在、人工降雪機フル稼働。

近いうちにオープンできるでしょう。

すると、主催のironさん、btさん、mさん、sさんが現れ、全員揃いました。

うりうはご覧の格好で入笠山を登る。

これ、結構重いです。

当初は最初に登山をし、あとでスキーをするつもりでした。
みなさん上部スキー場へ向かうため、ゴンドラリフト乗り場へ向かう。

mlmlさん、mさん、sさんは登山のみ。
うりうは登山とスキー。
ironさんはわけあってスノボのみ。
btさんは登山とスノボ。
全面オープンで3kmのコースです。

まだ部分オープンなので、リフト券も1000円安い。
ゴンドラリフト乗り場に来ました。

「流星」というそうです。
ゴンドラリフトでぐいぐい上がる。

八ヶ岳がきれいです。
上部スキー場に着きました。

最初は登るつもりでしたが、雪を見ると滑りたくなり、最初に滑ることとしました。なので、登山だけをする3人とは一時お別れです。
うひょ〜。12年ぶりのスキー。

腕がなるぜ。
btさんは、スノボ初体験。

ironさんに教えてもらいます。
八ヶ岳を見ながらのスキー。最高です。

久しぶりのスキーでしたが、腕はほとんど衰えていません。いい感じでエッジがかかります。恐らく基礎スキー2級程度の腕前でしょう。
上部スキー場は1kmのみオープン。

本当はコブをすべりたかったが、人工雪ではコブができる次元ではありません。

でも、景色は本当にいいですね。正面奥の山は金峰山。
ストックはトレッキングポールを使用。服装は冬用のランニングウェアー。ちょっと寒い。

今度スキー場へ行く時は、コブをガンガン滑ります。
ironさんは、スノーモブというボランティアスタッフ。

btさん以外の人も教えています。
btさんは初めてのスノボに悪戦苦闘。

大変です。
11時半頃にスキーを一時中断し、btさんと入笠山へ登ります。

今回はスキーを担いで登ると、どんな問題点があるか検証する目的もあります。
歩き始めると、ご覧の標識。

マウンテンバイクでダウンヒルをする人もいるのですね。
少し下ると湿原が見えてきます。

入笠湿原です。
湿原の中を歩きます。

・・・が、ただの雪原です。
湿原はこんな感じ。

夏に来るとよいのでしょう。
雪原を抜けて、道路を歩きます。

時々、凍っていて滑ります。
道路脇の登山道?を歩きます。
やがて「天文台」が見えてきました。
ここからは登山道。つるつるで滑りやすいです。

この写真を撮ったあと、うりうは転んでしまいました。
ご覧の立て札は「あと30分」と書いてあります。

近いかと思ったら結構ありました。
途中で、スキー場で別れた3人とすれ違いました。
左から、mlmlさん、mさん、sさん。

あとで、昼ごはんを一緒に食べます。
mさん以外は、スノーシューです。

雪原の方へ向かいました。
徐々に急になります。

背負ったスキー板が木の枝に引っかかったりして、登りにくいです。
ゆるやかな道は左ですが、直登するので右へ。
雪の斜面を登ります。

思うように登れないので、思ったよりも大変です。
結局、登山口から49分で到着しました。

上で留めてあったバンドがどこかで取れてしまいました。
山頂からの景色は抜群です。

東の八ヶ岳。雲が取れてきました。
南の南アルプス。

ここは南アルプス最北部になります。
西の中央アルプス。
北西の北アルプス。

写真右の湖は諏訪湖。

その他は入笠山の展望へ

11分滞在し、下山します。

雪の帰りは本当に楽ですね。
31分で登山口に戻ってきました。

皆さんと合流です。
さて、スキー場脇で、ironさん特製の料理が作られます。

どんなものができるかな?
これが料理器具。

結構、本格的です。
皆さん手伝います。

ちなみに、写真右のmさんはパンを切っています。
(mlmlさんは、食べる専門?)
最初のメニューは「チーズフォンデュ」。チーズを白ワインに溶かします。

これに、パン・野菜などをつけて・・・食らう。結構うまい。
これは、シチュー。

チーズフォンデュで余ったチーズを入れました。
シチューのスープの余りで、パスタをゆでる。

これも「絶品」。
これは、牛すじの煮込み。

もう、お腹いっぱいになりました。今回の登山はめずらしく、カロリー過多になりそうです。
食後に記念撮影。

3名の登山組は、ここでお別れです。
残りのスキー・スノボ組は最終の4時まで滑りました。

夕方になると激寒でした。
ゴンドラリフトで下り、駐車場に戻りました。

今回は、スキー・登山・料理と、三つ楽しめました。

今回登山で学んだこと
・これで「富士山滑降」は可能である。

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