2008.12.2 〜湯河原幕岩クライミング〜
5.10aを登るぞ〜と意気込んで臨んだが、結局登れたのは5.9、風光明媚な良い所です

幕岩の「茅ヶ崎ロック」エリア
場所
神奈川県足柄下郡湯河原町

駐車場・登山口
幕山公園内に無料駐車場あり

登山行程
0600頃埼玉自宅-0946湯河原駅-1018幕山公園入口-1100頃クライミング開始-1600頃クライミング終了

参考資料
PUMPのホームページに案内図(概要とてんとうむしロックのみ)あり。

今回のグレードは「日本100岩場」を参考にしました。

なぜこの山?
うりうは、フリー・アルパイン関係はファンクライムクラブから人脈を広げたいと考えている(方法はなんでも良いが・・・)。今回、そのファンクライムクラブのNさんの企画で、12/2に湯河原の「居酒屋にのみや」が半額デーであるので湯河原幕岩へ行って、その帰りににのみやに寄る、というのがあったので、参加させてもらうこととした。

当初、7人の大所帯でクライミングの予定であったので、さらにクライミングの人脈を広げるチャンスであると考えた。今回は神奈川県の湯河原駅で待ち合わせということとなり、Nさんも含めて、みなさん初めてお会いする。

ジムでは5.10aの課題はほぼできるようになったので、今回は外岩でも5.10aのルートを登りきることの期待がかかる。

登山口までの移動・登山記録
朝6時過ぎに家を出発し、西武線に乗る。

通勤客の中にバンダナ、ロープが見えているザックの姿は、かなり奇異に見えたであろう。
7時過ぎの新宿。

都会のど真ん中で、なんで登山の格好をした奴がいるのだ?

・・・と思われているに違いない。
新宿から小田急線に乗る。(写真は成城学園前駅)

ラッシュとは逆方向であるが、結構混んでいる。

新宿方面の電車はすべてすごい混雑。通勤ラッシュを経験したことがないので、ある意味新鮮です。
途中で、丹沢の塔ノ岳が見えてきた。

ここは伊勢原を過ぎたあたりだが、まだ満席。
9時頃に小田原駅に到着。

結構きれいな駅ですね。
JRの改札の上には「小田原ちょうちん」。

「おさるのかごや」の歌でしか、知識がない。
小田原からJRに乗り換え。

時折海が見え、いい感じですね。

山へ行く(正確には岩登り)のに、海が見えるのも、
これは「おつ」ですな〜。
10時前に湯河原駅に到着。

ここで待ち合わせなので、6人組と思われるNさん一行を探す。



パッと見た所、いかにも岩登りをしそうな人は3名いるが、そのうち2人は若すぎな感じで、ちょっと違う。

Nさんと思われる人に声をかけてみると、やっぱりNさんであったが、1人しかいない。話を聞くと、当初は7人であったが、前日までには4人になり、当日2人キャンセルがあり、結局はうりうとNさんの2人だけになったとのこと。

仕事をしていると、平日のクライミングは難しい。



10時に湯河原駅からバスに乗り、15分ぐらいで幕山公園バス停に到着。

岩場は、幕山公園を少し登った所にあるので、とりあえず幕山公園へ向かう。
バス停から10分程で幕山公園に到着。

クライマーのほかにも、湯治客も訪れている。
幕山公園の入口付近からみた幕山。

ここに岩場が多数点在している。
当日の早朝は小雨が降り、岩が乾かないと登れない、
との判断で、しばらく待つことに。

Nさんはベンチでゴロ寝。
紅葉が見頃ですね。

ただヒマなだけです。
美術館があるのだね〜。

興味はないですが。
11時前にNさんが「そろそろ行きますか」と登り始める。

梅林の中を歩く。見頃であれば、岩登りしながら梅見ができるのですね。
当初は茅ヶ崎ロックの「桃源郷」にする予定であったが、
レッスンで使用中。

上部へ移動。
桃源郷上部の「アリババの岩場」も使用中。

右へ移動。



湯河原幕岩は超人気岩場であるので、土日はとても混んでいるらしい。

特に冬場は雪の心配もないし、温暖で、首都圏に近いこともあって、ひどい取り合いになるとのこと。



結局、「シンデレラフェース」にすることに。

ここで準備。
Nさんが「シンデレラ5.7★★」にトップロープを掛けてきました。

このロープがルートです。このルートは急なスラブで、見たとおりホールドがほとんどない。



とりあえずトップロープで登るが、なんでもいいからカチを探していると、ルートはどんどん右へ。

右へ行ってしまうと「かぼちゃ馬車5.6」になってしまうのでなんとかルートを戻そうとするが、結構難しい。

結局、シンデレラなのか、かぼちゃ馬車なのか、よくわからないルートで登る。中途半端だったので、終了点直前で下り、これでアップ終了?とする。
先客がいるが、隣の「アリババの岩場」へ移動。

紅葉(黄葉)も最盛期。
Nさんが、アリババの岩場の「シャワーコロン5.9」に
トップロープを掛ける。
うりうが、これをトップロープで登る。

5.9ぐらい登れると思っていたら、これが自分的にはとんでもなく難しい。

結局は一便目は途中で「挫折」。ムーブを見せてもらって、二便目に各駅停車で登りきり、三便目でノーテンションで登りきった。





こんな状況では5.10aを登るなんて絶望的である。
つぎに「ニューアライ5.10a」にトップロープを移動させる。

Nさんが最初に登り、ムーブを見たつもりであった。



いざ、自分が登ってみると、何をやってみればよいのかさっぱり分からない。
(頭が真っ白な状態)

同じことをやっているつもりだが、全くダメ。
これは、右隣にある「アリババ」から見た「ニューアライ」を登る別のグループ。

うりうは、ここから何をやっても登ることができなかった。ここからは極小カチをつかみ、体を引き上げることはできるが、その次のホールドが見当たらず。





横から見ると、見ての通り垂直。ガバは全くなし。
極小カチでこのあとは登らなければならない。
そのグループの別の人の「ニューアライ」。

普通の登り方は、矢印の所に左足をかけ、現在左足をかけるところに右足をかけるが、この人はこのような、難易度の高い登り方で登りきってしまった。





このグループが登った後に再度チャレンジするが、結局ダメ。
次にアリババ5.10b★★。





とりあえずやってみるが、5.10aが登れないうりうは、全く歯が立たず。
最後にマゾオケサ5.10b★★。





こんなつるつるな壁、
アリエナイ。
少しは抵抗したが、矢印の所でフォール。

無理無理。
16時少し前になり、帰りますかね〜。

するとNさんが「16:08のバスに間に合うかも」という。
ダッシュで坂道を駆け下りる。
バスに間に合いました。

湯河原駅では居酒屋にのみやで、お疲れ様の乾杯。

魚介類はおいしかったですよ。
(しかし、12月は半額デーはなしだって、残念・・・)

この日の成果
シンデレラ5.7★★:TR1撃?(正確には右に少しずれたので5.6?)
シャワーコロン5.9:TR3撃
ニューアライ5.10a:TR3便敗退
アリババ5.10b★★:TR1便敗退
マゾオケサ5.10b★★:TR1便敗退
※TR:トップロープ

今回登山で学んだこと
・とにかく練習あるのみ。

ツッコミコメントなど大歓迎です。こちらまで

左にメニューが表示されない場合は こちらをクリック
inserted by FC2 system