2008.9.23 〜皇海山(2143.6m)〜
山好きの同職種の人たちと登ったが、あまり登った気がしなかった、それよりも林道がすごい
ルートマップ
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標高差:794m
累積標高差:794m
平面距離(全行程):7.2km
駐車場・登山口:群馬県沼田市皇海橋
コースタイム:皇海橋-(3:00)-皇海山-(2:10)-皇海橋
コースタイム(合計):5:10
登山時間:皇海橋-皇海山-皇海橋。4:39、同行者3名
登山行程
0933皇海橋-1159/1230頃皇海山-1412皇海橋
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なぜこの山?
以前から母校山岳同好会OBの一年後輩のW君と「山へ行こう」と話になっていた。一ヶ月程前に「W君の知り合いのS君と一緒に皇海山に9/23に行きましょう」と連絡があり、行くこととなった。
ところで、W君は面白いことをしている人で、山に登る以外で「国道・世界遺産制覇」もやっているらしい。国道制覇は車や徒歩でその道を走破するらしく、世界遺産制覇は登山と絡めてやっているらしい。
今回、皇海山にしたのは、その「世界遺産制覇」の一貫で、日光(世界遺産)にまつわる山を登ることを目的としている。聞いてみると、日光東照宮の前身の寺を建立した、なんとか聖人(名前忘れた)が、この皇海山も登ったらしい。
まっ、一応「日本百名山」だし、ワイワイ系登山も好きなので、ここでいいでしょう。(空木岳の捻挫もあるし・・・)
S君というのは、W君と時々面白い山行をしている人で、今回初めて会う。前回はW君と世界遺産「知床」登山。その前は、世界遺産「白神山地」登山(で危うく遭難)。東京山岳会で技術講習を習ったと聞いたので、最初はかなりの「山男」と思っていた。
もう一人、直前にY君が急遽参加となった。Y君は、大学は山岳部で一応登れるらしい。
S君とY君はどちらも横浜在住で、仕事の都合上、当日は高崎駅でピックアップとなった。
登山口までの移動・登山記録
朝5:00に埼玉を出発(W君の車で)。ピックアップ予定地の高崎をめざす。6:30待ち合わせであるが、道に迷い少々遅れる。(W君は「元じもty」でないかい?、なんで迷うのよ)
待ち合わせの高崎駅西口では、「デブ」ともう一人が待っていた。W君に「あのデカイの誰?」と聞いた
ところ、「S君」という。
えっ?、最初のイメージ(山男)と全く違う男が「S君」だとは・・・、かなり意外。
というわけで、二人をピックアップし、前橋ICから沼田ICまで高速道路を乗りましょう。
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バン!、高速道路を走っているとスゴイ音がしました。
少し前を走っていたコンクリートミキサー車のタイヤがバースト。
怖いですね。
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沼田ICを下り、しばらく走り、皇海山への「栗原林道」の入口には、おもいっきり「通行止め」の表示。
別ルートからも入れるが、戻るのがめんどくさいので、先にいっちゃいましょう。
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栗原林道は、最初は普通の非舗装の林道。
バシバシ音を立てながら走れます。
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途中から・・・
おいおいおい・・・という道に変わる。
石はバシバシ、車の底はガリガリ擦る。勘弁してください。
自分の車でなくてよかった。
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これがW君の車(カリーナ)。
普通のセダンでは、すんげ〜きつい道。
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ここ、行けるんかい?
まあ、なんとか行けました。
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一ヶ所、後ろから押さないと登れない場所もあり。(そりゃ〜通行止だわ)
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岩が露出したトンネルを通過。
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まあ、なんとかカリーナはダメージを受けながら到着。
用意をしましょう。
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気分的には、今回の登山の最大の難所は通過した、という感じ。
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9:33(皇海山登山0:00)、皇海橋を出発。
あっ、中央の人がS君ね。
左はW君。「アンダーシャツ」で登ります。右はY君。
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皇海橋を渡る。
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皇海橋を渡るとご覧の標識。
左に行きましょう。
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すぐにゲート。
ここから先は車でいくことはないでしょう。
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S君が先導します。
理由は、想像の通りです。
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9:43(0:10)、沢も渡る。
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まあ、ぼちぼち行きましょう。
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この登山道は、最初は沢周辺を歩き、最後は沢歩きになります。
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9:58(0:25)、再度、沢を渡る。
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10:05(0:32)、一回目の休憩。
ちと雑談。
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出発。
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沢の横を通る。
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10:20(0:47)、距離の中間点に到着。二回目の休憩。コースタイムは1:00。
また雑談。
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出発。
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途中から、沢登りになります。
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急になってきました。
S君大丈夫かな?
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10:43(1:10)、はい、三回目の休憩。
いいペースで休憩します。
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出発。
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さらに急になります。
雨が降ったら、ここは川になるでしょう。
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沢から離れ、急坂に。
とりあえず、尾根までがんばりましょう。
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左には皇海山山頂?が見えます。
あと2〜300mぐらいかな?
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10:58(1:25)、稜線のコルに到着。コースタイムは2:00。四回目の休憩。
奥に座っている女性(夫婦で登っている)は、我々と「デッドヒート」を繰り返した。我々が歩き始めると、その夫婦を抜かすが、なにせ我々は休憩が多いため、その間に抜かされる。
結局、その夫婦とは、下山時刻もほとんど同じ。
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稜線のコルからは南方面の鋸山が良く見える。
これまでの雑談で、うりうが「(エセ)トレラン野郎」であることが判明したため、行くようにそそのかされる。
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出発。
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11:24(1:51)、景色が見渡せるところで、五回目の休憩。
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景色はご覧の感じ。
皇海山登山道の中で、一番景色のいいところです。(山頂は木で覆われている)
皇海山の展望へ
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写真はパシャパシャ撮って、出発。
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あと400mとなりました。
がんばりましょう。
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11:59(2:35)、皇海山頂に到着。コースタイムは3:00。
大変、山頂は混んでいます。若い人はいません。
丁度ここで昼ごはん。
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はい、記念写真。
S君、もう少しやせましょう。
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立派な宴会セットを持ってきています。
狭い山頂では少し邪魔でないかい?
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木の隙間から日光白根山。
見える山はこれだけ。
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12:30頃より下山開始。
下りはS君は速いです。
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先ほどの景色のいい場所。
10分ほど歩いて休憩。
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下りは何回休憩したか忘れたが、まあ、いいペースでした。
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沢も渡ります。
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14:12(4:39)、皇海橋に到着。
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皇海橋から撮った、皇海山方面。
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帰りに「温泉へ行こう」という話になったが、日頃から登山後すぐに帰るので、うりうは温泉のことはほとんど知らない。
W君が「尻焼温泉」へ行こうと言う。
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「尻焼温泉ってどこにあるの?」と聞くと「草津の近くで、ここから一時間ぐらい」という。
ここは群馬の東端、草津は群馬の西端。到底一時間で着くとは思えない。一時間でやっと沼田に出るぐらいだと思う。何でここらへんの温泉にしないの?。
まあ、場の空気も壊したくないので、付き合うことに。
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帰りは別のルートを通る。
もちろん非舗装であるが、往き来た道よりは全然まし。
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17:24、約三時間かけて、尻焼温泉の駐車場に到着。
場所は群馬県六合村。群馬県の北西の端。
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尻焼温泉は宿が三軒あり、ひなびた良いところだと思う。
ただし、遠くなければ。
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この川の中に温泉があるという。
来た以上は、少し楽しみである。
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ほ〜、本当に川が温泉だ。
まさに「秘湯」である。
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一時間ほど入り、帰る。
今回登山で学んだこと
・夕飯がゆっくり食べられなかったよ(終電で)。
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