2008.8.31 〜蓼科山(2530.3m)〜
やっと晴れました、リベンジ?を果たすが、しょいこでの岩稜歩きは地獄
ルートマップ
標高差:457m
累積標高差:481m
平面距離:5.4km
駐車場・登山口:長野県大河原峠
コースタイム
大河原峠-(1:10)-赤谷への分岐-(0:10)-将軍平-(0:30)-蓼科山頂-(0:20)-将軍平-(0:10)-赤谷への分岐-(0:50)-大河原峠
コースタイム(合計):3:10
登山時間:大河原峠-山頂-大河原峠。5:33、家族と親戚と
登山行程
0330頃埼玉自宅-0708/0732大河原峠-0846/0855赤谷への分岐-0908将軍平-0943/1027蓼科山頂-1036/1049蓼科山頂ヒュッテ-1132将軍平-1152/1202赤谷への分岐-1305大河原峠
なぜこの山?
少し前から漠然と、親戚のデコちゃんと「山でも行きましょうか」という話にはなっていた。そこで今回誘ったところ、山行内容はうりう一任で行くこととなった。
ちなみにデコちゃんは、現在小学校二年の娘がいるが、娘さんはだんなさんと一緒にお留守番するとのことで、今回一人だけで登山に「参戦」した。
デコちゃんの登山歴は「高尾山」のみであるようだが、最近はどうも力が余り気味でスポーツクラブに通ってレッグカールもしているそうです(これは頼もしい限りです)。あと、子供とだんなを置いてやって来る「やる気」は最高の登山家ですね(いいですね〜)。
登山道を歩く登山は、はっきりいうと「登山歴」よりも「どれだけ体力があるか」が重要である。体力があれば、登山歴の長い人をはるかに凌駕する(その点でもデコちゃんは合格です)。
それでは「どこへ行くか」であるが、とりあえず息子も連れて行く(最大の登山のネック)ので、しょぼくて無難な所として「蓼科山」とした。親戚なので、埼玉自宅に前泊し、蓼科山へ向かうこととした。当日の天気予報は「曇り」で、今回はガスの中の登山を覚悟した。
なお、蓼科山は今年の3/9にスズラン峠の登山口で敵前逃亡をしている。
登山口までの移動・登山記録
3:30頃埼玉自宅出発。所沢ICより関越道を走り、佐久ICで下り、大河原峠ヘ向かう。
走っている途中は霧であり、デコちゃんに「ガスの中、登るかもしれないけど、いい?」と聞いたところ、「登れるだけで楽しめる」という発言。(これもまた頼もしい発言ですね〜)
するとガスは徐々に晴れてきた。(よかったですね〜)
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大河原峠へ向かう途中であらわれた
「大河原峠頂上までは行かれます」
の看板。
「行かれます」ではなく「行けます」か「行くことが出来ます」が正しいと思う。もし受け狙いであれば「行かれてます(イカれています)」と書けばよかった。(中途半端である)
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途中で見えた蓼科山。
このまま晴れてくれれば最高ですね〜。
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7:08、大河原峠に到着しました。
もうすでに標高2093mなので、あと457m登るだけです。ただ、今回も息子としょいこ登山なので倍の体力を消耗します。
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大河原峠はこんな感じ。赤い建物は「大河原ヒュッテ」。
見えている山みたいなものは蓼科山ではなく、この「丘」を越え、蓼科山へ登る。
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大河原峠からも絶景です。
登山初心者のデコちゃんは、この景色だけでも「満足」。
蓼科山の展望へ
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登山前の、盗み撮りみたいな記念写真。一番右が「デコちゃん」。
さあさあ、ガンガン登っちゃいましょう。
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7:32(0:00)、大河原ヒュッテの横を通り抜け登り始めます。
事前にデコちゃんから、靴は何がいい?と聞かれていたが、当然「ランニングシューズでOK」ですよ。
あと「大量のガラクタ不要」です。
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最近恒例の「しょいこでグー」。
息子はしょいこに乗る時は、膝に掛かっている「シカの毛布」がないとうるさい。
後ろに見える山は双子山でハイキングコースでもある。
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ちょっと平原気味なので撮影。
中央の看板は「おるまい とるまい 高山植物」。
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ここの登山道は「岩石チック」。しかも水が流れている。
少し歩きにくい。
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デコちゃん先導で登ります。
結構速いので「しょいこ20kgハンデ」は、かなり堪える。
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左手(南方面)には横岳?が見える。
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後ろを見ると双子山。
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遅れ始める。
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7:53(0:21)、完全に引き離されてしまった。
しょいこで登りはコースタイムの70%程度が限界速度です。それを推定60%の速度で登っています。さらに、ここはガレ場なので不安定。
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すると、妻が先に「ギブアップ」。
デコちゃんに少し待っててもらいます。
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8:00(0:28)、ここで一旦休憩。
息子も足がしびれてきたようなので、同時に休憩。
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息子は「疲れた〜」という。
確かに「座り疲れ」である。女性二人にあやされて王様のようだ。
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さらに、うりうの座る位置まで指定する。
まっ、そのうち歩いてもらうからね。
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8:13(0:41)、再び登りはじめる。
今度は妻がペースメーカーで登ることとする。妻の速度はコースタイムの70〜80%程度なので、しょいこでも付いていける。
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平坦なところに来ました。
ここから蓼科山荘のある将軍平までは緩やかです。
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登山道に水が流れている。
いままで雨が続いていたからでしょうか?
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中途半端に丸太が置いてある。
ありがたいやら、めいわくやら。
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枯れ木地帯に来ると、空が広がる。
高山に来ると、空が近くなった気がする。
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「丘」を登りきり、今度は将軍平までゆるやかな下り。
完全にハイキングになりました。
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左手(南方面)には蓼科山が見えてきました。
この時点では、この山が岩登りであることは知らず。
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明るいゆるやかな下りを歩きます。
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8:46(1:14)、赤谷への分岐に到着。コースタイムは1:10。
ここで少々休憩。デコちゃんは登山なのに汚れやすい白い服装をしているが、安かったから買ったそうだ。
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8:55(1:23)、蓼科山荘がある将軍平へ向かう。
いままで最後尾を歩いていたが、正面の撮影のためにここだけ先頭に出る。
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はい、撮れました。
それだけです。
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左手(南方面)に八ヶ岳連峰が見えてきました。
この時は雲もほとんどなくばっちり見えます。
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右手には南アルプス。
雲で隠されないように、早く山頂に着きたいです。
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将軍平直前で蓼科山が間近に迫ります。
将軍平からは200mぐらいの直登です。
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9:08(1:36)、将軍平(蓼科山荘)に到着。コースタイムは1:20。
休まずそのまま登りましょう。
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将軍平からみた蓼科山。手前のテントでは小屋の主人みたいな人が、小雑貨販売をしていました。
そもそも「将軍平」ってなんで将軍なの?。
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この後、蓼科山へアタック。(しょいこ岩稜登りは地獄です)
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