2008.8.30
蕎麦粒山(1472.9m)・三ツドッケ(天目山:1576m)

今度は雨と雨の間のトレイル(ランニング)、結構疲れた

ルートマップ

標高差(全行程):965m
累積標高差(全行程):1315m
平面距離(全行程):17.3km

標高差(東日原-蕎麦粒山):880m
累積標高差(東日原-蕎麦粒山):1151m
平面距離(東日原-蕎麦粒山):8.0km
標高差(一杯水避難小屋-三ツドッケ):148m
累積標高差(一杯水避難小屋-三ツドッケ):164m
平面距離(一杯水避難小屋-三ツドッケ):0.66km

駐車場・登山口:東京都奥多摩町東日原(有料?)
コースタイム
東日原-(2:30)-一杯水避難小屋-(1:00)-仙元峠下-(0:20)-蕎麦粒山-(0:15)-仙元峠下-(1:00)-一杯水避難小屋-(約0:30)-三ツドッケ-(約0:20)-一杯水避難小屋-(1:40)-東日原
コースタイム(合計):約7:35
登山時間:東日原-蕎麦粒山-三ツドッケ-東日原。3:48、単独行
登山行程:0830頃埼玉自宅-0956東日原-1129蕎麦粒山-1241三ツドッケ主峰-1344東日原

なぜこの山?
今週は家族と親戚の人と、できれば当日に「蓼科山」へ登山の予定となっていた。しかし、当日の天気予報は隙さえ与えてくれない「雨」の予報なので、蓼科山は翌日(8/31)に延期して、当日は先週の酉谷山に引き続き、「雨中突撃登山」を決行することにした。

目的地は当初、雲取山の西隣の「飛龍山」を考えていたが、約二週間にわたる雨天のため、通行しようと考えていた「後山林道」が土砂崩れなどで通行できない可能性も頭をよぎったので、今回は林道を走行しない「蕎麦粒山」へ行くこととする。蕎麦粒山は酉谷山の東隣にある山であり、先週にその登山の駐車場である「東日原駐車場」は下見済みである。

当初、当日3時過ぎに出発する予定であったが、3時に起きたときは、雷の音が聞こえたため、登山は無理かと思い、二度寝する。7時頃起きた時は、空模様は「一部晴れ」なの、急遽登山へ行くこととする。

登山口までの移動・登山記録
8:30頃埼玉自宅出発。青梅街道を走り、奥多摩町市街を右折し、日原集落へ方面に入る。

ここは「東日原」の駐車場。

「山と高原地図」によると「有料」と書かれているが、料金の説明もないし、監視する人もいない。とりあえずここ付近ではこの駐車場しかないようなので、ここに駐車する。
9:56(0:00)、駐車場から出発する。

現在は一部晴れ間もある曇りである。
9:58(0:02)、すぐにご覧の看板。駐車場から50mぐらいの所であるが、なぜ2分もかかったのか振り返ってみても謎である。(デジカメに記録されている時間を記載しています)

「天目山」とは三ツドッケのことです。
看板を左に登る。

今回も、関東の低山は「タイムトライアル」で臨む。
(なので、50m、2分は痛い)
9:59(0:03)、やがてご覧の看板。結構歩いても1分である。

ここを右に上がる。いつも集落で迷うので慎重に道を選ぶ。
ここを登る。
怪しげな雑草で覆われた道を進む。

集落を抜ける時は奇妙な道が多い。
10:05(0:09)、ここから山林に入る。

集落を抜けるだけでも「タイムロス」である。
山林に入ると急登となる。

いつものように登り始めはきつい。
10:15(0:19)、やがて右に柵が見えるようになる。

この右は鉱山のようである。
時々、太陽が出る。
原則くもりであるが、景色が見えなければ、晴れとあまり変わりはない。
坂を登りきると、尾根道を進むようになる。
(ヨコスズ尾根)

ここからは軽度のアップダウンを繰り返す。
下りの時は「走る」。

登りは走れないので「早歩き」。
11:04(1:08)、一杯水避難小屋に到着。コースタイムは2:30(45.3%)。

右方向の蕎麦粒山へ向かう。
蕎麦粒山へは軽度のアップダウンの尾根道を「走る」。
11:20(1:24)、仙元峠下に到着。コースタイムは3:30(40.0%)。
標札どおり、進むと・・・
ご覧の標札。

「ソバツブ山」は登っていく方なので、登る。
(最初は間違えそうになった、漢字で書いてね)
山頂までは、また登り。
11:29(1:33)、蕎麦粒山に到着。コースタイムは3:50(40.4%)、平面距離8.0km。

いままでの経験上、コースタイムの40%は「ほぼ最速」で、これを50%に落とすだけで、とても楽になる。なので、走行距離が15km程度の大会であればコースタイムの45〜50%、走行距離が30km程度の大会であればコースタイムの50%程度の速度で進むと良いようだ。
蕎麦粒山の標札。

名前の記載はこの標札だけ。
山頂からは北方面にご覧の景色。

たいしたことはありません。
立つ場所を変えて、無理矢理のぞきこむと・・・

少し右に「川苔山」が見える。
蕎麦粒山の山容は「笠ヶ岳」に似ている。なので、山頂からは全方向に急な斜面。

斜面には何かの花。



11:45(1:49)、下山する。



往き来た道を戻る。
11:54(1:58)、とりあえず、一杯水避難小屋方面へ。

帰りは疲れたので早歩きで。
12:20(2:24)、一杯水避難小屋に到着。帰りのコースタイム1:15を0:35で進む。やはりコースタイムの50%はかなり楽に感じる。

避難小屋の中をのぞいてみましょう。
こんな感じ。

座布団がある。
入口付近はこんな感じ。

鍋もあり、だるまストーブに火を起こせば、料理もできる。
12:26(2:30)、避難小屋裏手から三ツドッケに登る。

こんな、わけわからない道。
疲労がたまった足にきつい坂道を登る。
怪しい道も行く。
12:33(2:37)、「岩場?」に着く。

右に目を移すと・・・
「天目山第一峰(三ツドッケ3峰の内第1峰)」
「主峰まであと10分」と書いてある。

「三ツドッケ」とはどうも「三峰」という意味ではないかと思う。
主峰(多分、第二峰)へは下って登る。
岩も越えます。
最後を登りきると・・・
12:41(2:45)、天目山(三ツドッケ主峰)に到着。

北以外はさえぎるものはありません。しかし、くもりなのでほとんど景色はみえません。



(余談)
野山放浪によると、展望が開けているのは、ある人が木を切ったからであるそうだ。



南には「第一峰」。

さらに奥には、雲取山へ続く「石尾根」が見えるはず。
東は先ほど登ってきた蕎麦粒山方面であるが・・・

惜しくも、山頂は雲の中。
(見えれば尖った山頂が見えます)
北には「第三峰」。

そこへ行くには「バリエーションルート(登山道がない)」となります。
北の藪の中に「女」。

なんでしょう?、トイレでしょうか?。
(女性はここでは用をたせません)
12:47(2:51)、景色も堪能?したし、下山をする。

蕎麦粒山への暴走が、結構足にきている。
下る。
12:59(3:03)、三度、一杯水避難小屋に着く。

ここから猛ダッシュで下りたいところだが、ちょっと疲労で早歩き気味。
最初は早歩きであったが、徐々に速くなる。
左手に川苔山方面が見える。
集落に来た。
日原集落を見下ろす。
向こうに見えるのは駐車場。
13:44(3:48)、東日原の駐車場に到着。結局、有料なのか無料なのか不明のまま、駐車場を出る。

最後までご覧の曇り空。
(しかし、夕方以降は「雷雨」)

今回登山で学んだこと
・長距離登山の時はコースタイムの50%より遅くで。

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