2008.8.18 〜磐梯山(1818.6m)〜
モーニングトレイルin福島、朝食をホテルで食べることができた

磐梯山の展望へ

ルートマップ
標高差:1058m
登山口:福島県猪苗代町翁島登山口
駐車場:猪苗代リゾートスキー場駐車場(無料?)
登山時間:駐車場-山頂-駐車場。3:00、単独行

コースタイム
駐車場-(約10分)-翁島登山口-(3:00)-山頂-(2:20)-翁島登山口-(約5分)-山頂駅
計約5:35

登山行程
0422駐車場-0432翁島登山口-0549/0617山頂-0719翁島登山口-0722駐車場

なぜこの山?
当日は晴れの予報。前日に「磐梯山に登ろう」と妻に話したところ、息子が騒ぐので「大変な登山」へ行きたくないという。確かに「磐梯山ゴールドライン」を使う、一番楽な「八方台登山口」からでも約650mの標高差を登らなければいけない。それよりも、ホテルから見えた「とがった山容」でビビッてしまっているのが実情である。

それでは、家族が起きる前にモーニングトレイルで登ってきて、ホテルで朝食を食べれば問題ないので、早朝に一人で登ることとする。

問題はどこから登るかであるが、一人で登るのであれば何も楽する必要はない。そこで磐梯山を直登し、猪苗代湖を見下ろす「翁島登山口」から登ることとする。

登山口までの移動・登山記録
朝の3:30起床し、こっそりホテルを抜け出す。

「山と高原地図」では、翁島登山口は「昭和の森」というところを通り抜けるのであるが、そこは夜間通行止めのようなので、確実な猪苗代リゾートスキー場の駐車場にとめることとする。

4時過ぎに駐車場に到着する。

ここは猪苗代リゾートスキー場の駐車場
(写真は帰りに撮影)

4:22(0:00)、駐車場を出発する。
これが駐車場から撮影した磐梯山
(写真は帰りに撮影)

沢の左側の尾根筋を「ガツン」と直登する。

1000m程度の標高差は、当然ダッシュで登る。
(ホテルの朝食バイキングもフイにしたくないのもある)
日中は、ゴンドラリフトの「スカイシャトル」が運行しており、中腹まで運んでくれる。

モーニングトレイルではこういう「ズル」はできません。
まだ夜が明けきらないスキー場を登る。

とりあえず「翁島登山口」をめざす。
「昭和の森」の入口が現れる。

「翁島登山口」の近くのはずである。
今度はゲートが現れる。

ここを越える。
4:32(0:10)、翁島登山口に着く。
(写真は帰りに撮影)

この写真の道を左へ行ってしまう。
未舗装道を歩く。
すると、リフトが現れる。

地図によると、登山道はこのリフトより東にあるので、引き返す。
登山道がわからないので、スキー場を登ることとする。

眼下には猪苗代リゾートホテル。
スキー場の雑草の丈は膝ぐらいの高さである。

草を「ラッセル」しながらの登りであるので大変である。
(しかも草が足に当たりかゆい)
まだ影の磐梯山を見ながら登る。

朝露で草が濡れているので、もうすでに靴はずぶ濡れである。
4:54(0:32)、だいぶ夜も明けてきた。

猪苗代が眼下に良く見える。
あとひとふんばりでスキー場の最上部に着く。

普通の登山道のほうが明らかに楽である。
ここがスカイシャトルの山頂駅。

駐車場は標高約850m、山頂駅は約1200m。約350mスキー場を登るのは結構しんどい。
(草をラッセルしているので)
5:02(0:40)、スキー場の最上部に着きました。

あとは、ガツンと登山道を登るだけだ。
ここから登山道へ入る。(矢印)
登山道の最初は「やぶ」。
そして急登。
ガツンと登ると、雲海の上へ出た。

しかし、もっとガツンと登らなければならない。
ガツンと鎖場。

急な登山道であるが、鎖があるのはここだけ。
南向き斜面であるが、太陽は山に隠れている。

登っている間は、暑いので日陰で十分。
5:15(0:53)、やぶの中から山頂が顔をだす。

少し登る意欲がわく。
西方向には猫魔ヶ岳が見える。

この雲海は約1000mである。
5:17(0:55)、さあ木も低くなり、山頂めざして爆走だ。

この写真で山頂に見えるところは、まだ山頂ではありません。
ここからは岩稜歩きとなります。
「ガツンと直登」が実感できます。

きついね。
5:29(1:07)、先ほどから山頂と思われているものは、
山と高原地図によると「天狗岩」。

後ほど、四合目ができてきます。
(山頂は五合目)
振り返ると「影磐梯」が見える。
5:33(1:11)、四合目に到着。

ペンキで書いてあるだけ。
5:36(1:14)、天狗岩?。

ここは右を登っていく。
振り返る。

岩稜歩きであることがわかる。
5:41(1:19)、天狗岩を越えても山頂は見えない。
振り返る。

矢印はスカイシャトル山頂駅。
5:44(1:22)、後でわかるが、ここを登りきると山頂の社が見える。
登りきると社が見えた。

誰もいないので「ウォー」と大声をあげる。
5:48(1:26)、左にはご覧の広場と標識。

どうも「山と高原地図」によると翁島登山口からここまでがコースタイム3:00であるようだ。ここの区間を1:16(42.2%)で登れた。
標識には「1819m」。

1818.6mなので四捨五入してある。
あと少しを登る。
5:49(1:27)、山頂に到着。

左の円錐状のものが一番高い。
この写真は、あとで登ってきた人(八方台登山口から)に撮ってもらったもの。

服装はご覧の通りのランニングの格好に毛が生えたようなもの。

その人も家族をホテルに残し「モーニングトレイル」をしていた。



山頂で撮った写真を少し紹介。あとは磐梯山の展望をご覧ください。

桧原湖を見たかったが、雲海で見ることが出来なかった。



北にそびえる「吾妻連峰」。
西の風景。

手前のスキー場は「裏磐梯猫魔スキー場」。後ろの山は「飯豊連峰」。(と思う)
雲に浮かぶのは安達太良連峰。
6:17(全行程1:55, 下山0:00)、下山をする。

28分山頂にいたことになる。
途中で左膝痛予防のため、サポーターをつける。

靴はご覧の通り、ただのランニングシューズ。
一気に下る。最近は下りも慣れたので岩稜も小走りできるようになった。

ロープウェー山頂駅も見える。
猪苗代湖も見える。
猪苗代リゾートスキー場もみえる。
7:00(2:38, 0:43)、スキー場最上部に着いた。

ここからは、スキー場を駆け下りる。
おりゃ〜。

直滑降で下りるとスピードが出すぎるので、斜滑降で。
うりゃ〜。くねくねしながら下りていく。

ガスに入る。
ガスの下に下りる。

引き続き、くねくね下りる。

学生時代のスーパー・ジャイアント・スラローム(スーパー大回転)を思い出す。
(大会で転倒して、何十メートルも吹っ飛んだ)
道路が出てきたので入る。

最初はここを入ればゴールかと思ったら、違った。
すご〜い大回り。

そのまま、スキー場を下りればよかった。
7:19(2:57, 1:02)、翁島登山口に到着。下りのコースタイム2:20。

この時は登山客が用意をしていた。
7:22(3:00, 1:05)、駐車場に到着。

そのままホテルに戻り、朝食だ。
帰りに撮った磐梯山。

この時は雲ひとつない天気となった。

7:45頃にホテルに戻ると、まだ息子は寝ていた。家族と朝食を食べ、一切経山の登山口である浄土平へ向かう。

今回登山で学んだこと
・いままでで一番楽しいモーニングトレイルでした。

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