2008.7.5 〜尾瀬ヶ原(鳩待峠〜見晴)〜
尾瀬スーパートレイル第一章「ルンルン気分のハイキング〜始まりは霧の中〜」

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ルートマップ

累積標高差(全行程):1900m
標高差(鳩待峠〜見晴)/累積標高差(鳩待峠〜見晴):176m/176m
登山口:鳩待峠
駐車場:尾瀬戸倉村営駐車場(1000円)
登山時間(全行程):11:14、同行者3人と
登山時間(鳩待峠〜見晴):1:51、同行者3人と
登山行程
0000集合場所-0211/0420尾瀬戸倉駐車場-0507/0509鳩待峠-0545山ノ鼻-0615牛首-0636竜宮小屋-0700見晴

同行者紹介
I先生(男性):大学の先輩、大学の准教授、大学山岳部OBで登山は現役
pecoma(男性):大学の後輩、休眠していた大学山岳同好会を再興させた
chippe(女性、体力は男性):大学の後輩(pecomaと同級生)、pecomaらとともに登山をする

なお、chippe & pecomaは共同でホームページを製作している。

なぜこの山?
少し前に、I先生より「山のお誘い」というメール受け取った。「谷川岳や大菩薩嶺など、どこかルートクライミングしませんか」という内容。

そこで、直接I先生のもとを伺った。I先生は、うりうのやってみたいことを聞きたいと言ったので、「最近は二山制覇(スーパートレイルのこと)に凝っているので、できれば二山制覇みたいなことをやってみたい」と言ったところ、「尾瀬なら二山制覇(燧ヶ岳・至仏山)出来る」と言う。

うりうは「尾瀬」には一度も行ったことがないので「それでお願いします」と目的地が決定。予定日直前に、I先生より「計画を決めてください」というメールを受け取り、コースタイム14時間(鳩待峠-尾瀬ヶ原-燧ヶ岳-尾瀬ヶ原-至仏山-鳩待峠)の計画を提出したところ、「長いので、もしかしたら登山は途中でやめるかもしれない、学生も連れて行く」ということで決定。

登山後計算をしなおすと、コースタイム14時間と思っていたものは、15:35という、予想以上のスーパートレイルであった。(計画は正確に)

今回の山行は、二週連続のスーパートレイルで、当日は真夏の太陽が照りつける天気、かつ元気ハツラツ(過ぎるぞ!)の若者との同行は、おっさんになりつつある、うりうの体を蝕んでいった、というもの。
(でもまたスーパートレイルは実行すると思うけどね)

登山口までの移動
I先生の運転で三人をピックアップし、所沢ICより関越道に乗り、沼田ICで下りる、国道401号線を走り、尾瀬戸倉の駐車場に着く。

ここは駐車した「尾瀬戸倉村営駐車場」。

ここから鳩待峠へのバスまたはタクシーに乗るが、まだ早すぎるので仮眠をすることに。
pecoma君は、待合所のベンチでダウンを着て仮眠をする。

車では足が伸ばせないのが嫌だそうだ。
(うりうも「とても長い足」を伸ばせないのは同様に嫌だ)
残りの三人は車で仮眠。

ちょっと困った点は、「屁」が出そうであったが「先輩と女性」がいるので、できなくて良く眠れず。
(これだけが原因ではないが・・・)
4時頃にpecoma君が「乗合タクシーが来た」と起こしにきた。

できれば、さっさと出発したいが、
これはどのように利用するの?
(知らん)
すると職員風の男が、待合室のシャッターを上げた。

するとご覧の「自動券売機」が出現。

バスも乗合タクシーもチケットを買って、同じ片道900円だ。

4:20に乗合タクシーに乗り込み、一番乗りで鳩待峠へ出発。

4:30、ご覧のゲートで足止めを食らう。

5:00までこのゲートは開かないそうだ。

30分待つ。
何だ、ゲートを開ける職員はすでにいるではないか。

「さっさと開けんかい」と心の中で思う。
待っていると、続々とタクシー・バスがやってくる。

5:00に一斉にゲートを通過するつもりのようだ。
職員がやってきても5:00まで開けようとしない。

本当に、5:00ジャストにゲートが開いた。
(もう少しおまけしなさい)
鳩待峠に到着。

やっと、待ちに待ったスーパートレイルが実行できる。
(そして死にそうになる)
改めて同行者を紹介しよう。

一番左がI先生、真ん中がpecoma君、左がchippeさん。
(全員顔が写っていない・・・、そのうち出てきます)

I先生は40代、うりうは30代、学生二人が20代、
と見事に三世代揃った。
(ちなみに、うりうは学生二人より、I先生寄りの年齢)

登山記録
5:09(0:00)、登山開始。

泥落としのマットがあるが、その存在意義が良くわからない。
(多分、バス・タクシーのためだと思う)
最初は山ノ鼻まで「下山道」。

他のハイカーも一斉に出発したので、人は多い。
突如、I先生(40代)が走り出す。
(突発的行動)

本日は超ロングトレイルなので、当然もつはずがないが、ずいぶん先まで行ってしまったので、走らざろう得なくなってしまった。
やっと追いついた。

と思ったら、また走り出す、を繰り返す。
熊よけの鐘。

コメントなし。
このチンゲン菜みたいなものは、ミズバショウ。

残念ながら、時期は過ぎてしまったようだ。
道端の岩にpecoma君が「ボルダー」。

いきなり落っこちないでね。
川を越える。「川上川」というらしい。
(上から読んでも下から読んでも・・・)

絶えず先頭を歩いているpecoma君は、たまに振り返って写真を撮る。一方、うりうは絶えず最後尾を歩いているので、後姿ばかりを撮っている。

I先生は撮りかたが怪しい。撮りかたのテクニック?が優れているのでは。
(ということにしておこう)
気持ちの良い樹林帯を歩く。

ご覧の通り、後姿ばかりを撮っている。
山ノ鼻付近に着く。写真はトイレ。

トイレは有料で100円の寄付を願っている。
なんの鳥かわからないが、虫をついばんでいる。

すぐに、虫を置いて飛んで行った。
すると、pecoma君が虫?を撮影。

何をたくらんで撮影したのか、ホームページの完成が楽しみである。
いよいよ「尾瀬チック」な雰囲気の場所に出てきた。

ここが山ノ鼻である。右の建物は「至仏山荘」であるが、山小屋というよりは、道の駅の規模ぐらいの大きさである。
(さすがは尾瀬、大量に人が押し寄せるだけある)
5:45(0:36)、山ノ鼻。コースタイムは1:00。ここから「はるかな尾瀬」に入る。

少し歩いてわかった事は、みんな速すぎる!っちゅうの。
自動進入カウントセンサー、通称「チェッカーズ」・・・、面白くないので「チェッカー電撃隊」がある。(これも面白くない)

しかし、右側通行の所を左側を通過したので「退出」扱いになったかもしれない。
いよいよ尾瀬ヶ原に入るぞ〜。

ラーメン屋「仙龍」で「ねぎラーメン、ねぎ大盛り」を注文した時に、どれだけ大量のねぎが盛られてくるか期待するよりも、わくわくするぜ。
(マイナーネタですいません)
I先生がまたやってくれました。
(敵が攻めてきたと思ったのでしょうか?)

街中では絶対にやらないでください。逮捕されます。
尾瀬〜
!!!


「松島や」の俳句ではないが、もうこれは「尾瀬」としか言いようがないでしょう。
後ろは至仏山。

帰りにちょっくら寄って行きます。
(「ちょっくら」ではない!っつうの)
いろいろなお花が咲いています。

お花の写真は展望の広場で。
(展望ではないが・・・)
やっと先回り出来た。

chippeさんとI先生の正面の写真。

I先生、グラサン(死語)に帽子なんて、
犯罪者みたいでセクシーです。
今度はpecoma君とI先生。

pecoma君、かっこいい男を、よりかっこよく撮ってください。
(たのんだよ)

あとで写真を確認したらピンボケ・・・。
尾瀬〜
!!!

(その2)

尾瀬尾瀬や
尾瀬尾瀬尾瀬や
尾瀬尾瀬や
尾瀬尾瀬尾瀬の
これでもか!尾瀬
俳句ではなく、短歌として詠んでみました。
6:15(1:06)、牛首に到着。コースタイムは1:45。

写真を撮りながら歩く、まさに「撮影山行」。
テラス・ベンチが現れる。

ゆるゆるハイキングで、お弁当食べるのもいいね。
6:36(1:27)、竜宮小屋に到着。コースタイムは2:15。

ワンブレークを入れる。(トイレ100円也)
竜宮小屋の裏手の橋を渡り、「見晴」に向かう。
いよいよ霧も晴れて、ここで燧ヶ岳「御本尊」を拝むことができた。

めざすは最高地点、柴安ー(2356m、ここは1400m)。

まだまだこの時は「元気100倍アンパンマン」である。
もうすぐ「見晴」に着く。

見晴には数多くの山小屋が林立し、競争が激しそうだ。
振り返ると「至仏山」。

ずいぶん遠くへ来た。またこの道を戻らなければならない。
尾瀬ヶ原を囲む山並みの中に一風変わった山を見る。

調べてみると三百名山の「景鶴山(2004m)」というらしい。
7:00(1:51)、見晴に到着。コースタイムは2:45。

ここから燧ヶ岳にアタックをかける。

今回登山で学んだこと
・まだ始まったばかり、とんでもないことは終わりの時に起こる。

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尾瀬スーパートレイル
尾瀬(鳩待峠-見晴)- 燧ヶ岳- 尾瀬(見晴-山ノ鼻)- 至仏山

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