2008.5.17 〜巻機山(1967m)〜
ルートマップ(井戸尾根を走行)

標高差:1229m
登山口:桜坂
駐車場:桜坂駐車場(ハイシーズンは有料500円)
登山時間:登山口-牛ヶ岳-登山口。5:05、単独行
登山行程
2346埼玉自宅-(三芳SA入口:関越道:塩沢石打IC)-0153/0342登山口-0424五合目-0550ニセ巻機山-0612巻機山(最高地点?)-0639牛ヶ岳終点-0847登山口

なぜこの山?
当日は日本全国「晴れ」だが、同時に大気の状態が不安定。当初「五月仙丈ヶ岳日帰り登山計画」を実行しよう考えていたが、夕方より「雷」の可能性。当日は「早く登山し早く下山」が求められた。仙丈ヶ岳は「バス」という制約で夕方にさしかかるため、天気がより安定し、早朝より登山ができる 湯沢付近で探し、この山に決定した。

今回は「平標山・仙ノ倉山」も加えた、怒涛の「三山制覇」をもくろむ。予定としては「巻機山3:30-8:30」「平標山・仙ノ倉山9:30-14:00」で16:00までに自宅に帰宅し、シャワーを浴びて、17:00に夕食は外食という、コースタイム14:25(休憩なし)のところを、9:30(休憩あり)という無謀?なプランを練る。

登山口までの移動
23:46埼玉自宅出発。関越道を新潟県の塩沢石打ICまで深夜割引を使う。

清水集落に入るとご覧の看板が出現。

一番奥まで走ると「桜坂駐車場」に到着。ここで少々仮眠。

出発予定の3:30になっても眠くて起きれず少々遅れた。ヘッドライトをつけて3:42に出発。

登山口。

当然「自己責任」です。
登りはじめてすぐにご覧の看板。

「ヌクビ沢は」残雪期でとても危険なので「井戸尾根」へ。
指示通り「右」へ。

少しわかりにくかった。
二合から標識があったのを確認。五勺単位で標識が出現。

4:07に四合目。
樹林帯のご覧の道を登り続ける。
撮影時間は4:17。

そろそろヘッドライトがいらなくなってきた。
4:24、五合目到着。

山頂まで半分でもなんでもないぐらい手前にある。
ここで初めて視界が広がる。

左のピークは「ニセ巻機山(九合目)」で尾根づたいで登る。
しばらくすると残雪が現れる。
登山道が全くわからない残雪地帯を登る。
この残雪地帯は軽アイゼンをつけてもすべってしまう。

すべって木の周りの「落とし穴」に落ちても怪我をしそう。すべりながら登りつづける。
割引岳が見えてきた。
沢は「ヌクビ沢」。現在はとても危険な感じ。

左のピークは「天狗岩」。
登りつづけると、ニセ巻機山が迫ってくる。
ニセ巻機山。
左に目を移すと、のこぎりのような岩。
5:19、七合目到着。
七合目から山頂を見る。

ニセ巻機山までご覧の尾根道を登る。
残雪は地面に接した所が溶けている為、トラップ状態。

気をつけないと、腰まで落下することがある。
5:38、八合目到着。

ここ付近は階段が作られている。
さっきから気になっている槍ヶ岳のような山。

「大源太山」というらしい。
ニセ巻機山の尾根にでる。

南方面の稜線。
左に目を移すと、本来「赤城山」があるところ。

心眼で見る。
さらに左に目を移すと、「武尊山」があるところ。

心眼で見る。
さらにさらに左に目を移すと、「至仏山」があるところ。

心眼で見る。
南西に目を向ける。

苗場山方面。
ニセ巻機山山頂が見える。
5:50、ニセ巻機山山頂。

ここは九合目なのね。
山頂はこちら。

「実際の山頂」は一回素通りして牛ヶ岳へ行ってしまった。
山頂へは、一回下り、写真の尾根道を歩いていく。

下ったところに、避難小屋があるはずだが・・・。
下ったところに避難小屋。

ここより少し登ったところで、初老の男性とすれ違う。その男性は前日からこの避難小屋に宿泊し、山スキーと楽しんでいた。テレビまでここへ持ち込み、別荘のような状態である。

男性に山を同定してもらう。
南に谷川岳。
その右に万太郎山。
その右に仙ノ倉山と、本日登る平標山。

巻機山の尾根にたどり着く。ここからは北方面が見渡せる。

ここを登りきれば、巻機山山頂。
しかし、山頂の標識が見当たらず。

とりあえず、一番奥(牛ヶ岳)までいけば登っていない扱いにならないので、牛ヶ岳まで行く。
謎の標識が現れる。

しかし「山頂」の文字はない。
謎の標識からみた牛ヶ岳方面。
南西の雲海。
左に燧ケ岳方面。

確認できない。
さらに左に平ヶ岳方面。
朽ち果てた標識。

解析してみると「牛?岳 1???m」と書いてある。ここが牛ヶ岳山頂だ。もう少しだけ先に進む。
6:43、行けるところまでやってきた。あとは下り。

ここから景色を見る。
北方面。

八海山。越後駒ヶ岳方面。
八海山。
越後駒ヶ岳。
最高峰、中ノ岳。
惜しくも百名山からもれた、荒沢岳。
北西方面。

魚沼付近。

終点より引き返す。

牛ヶ岳から撮った巻機山。

どうも真ん中付近が最高地点だ。
7:01、自分の目でみた感じの最高地点。場所は「謎の標識」の300mぐらい登山口より。

登山道から若干ずれている。

奥の山は牛ヶ岳。

下山をする。

ニセ巻機山付近からの尾根道。

結構登ってきたものだ。

七合目付近から五合目付近までの残雪地帯では、めちゃくちゃすべり、強制「シリセード」をさせられる。一回は30mぐらい、事実上「滑落」もした。(アイゼンはまったく効果なし)

8:15頃、五合目で団体さんとすれ違う。あまりにも早い下山に「仕事でもあるの?」と聞かれる。この後「平標山にも登る」というと驚かれていた。

五合目からは、ブナ林を下山。
なんかの花。
8:47、桜坂駐車場へ到着。

ここから「平標山登山口」まで移動し、平標山へ。

今回登山で学んだこと
・最近体力がめちゃくちゃついてきたので、まだまだこれぐらいでは物足りないぐらい
・雪が溶け始めたほうが景色は美しい
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