2008.5.10 〜会津駒ヶ岳(2132.4m)〜(日本百名山)
ルートマップ

標高差:1032m
登山口:会津駒ヶ岳登山道入口の階段
駐車場:会津駒ヶ岳登山道入口の階段前の路肩
登山時間:登山口-山頂-登山口。3:47、単独行
登山行程
2300埼玉自宅-(久喜IC:東北道:西那須野塩原IC)-0230/0400登山口路肩-0541駒の小屋-0600/0630山頂-0635/0640駒の小屋-0747/0750登山口路肩-1150埼玉自宅

なぜこの山?
当日は日本全国「雨」の予報で、唯一福島県のみ「晴れor曇り」の予報を出していた(となりの栃木や新潟も雨)。そこで当日登山に向いている山は磐梯山や安達太良山だが、これらは夏に妻と行く可能性があり、その時のために残しておくので、福島県の山は「燧ケ岳」か「会津駒ヶ岳」となる(吾妻山は遠い)。しかし、晴れがほとんど期待できないのであれば、さえない方を選び「会津駒ヶ岳」となった。

登山口までの移動
晴れる可能性があるのは午前6時頃のみで、それ以降は会津地方も雨になる可能性が高い予報である。このわずかな「晴れ」の可能性に賭け、朝4時登山開始の6時頃に山頂に到着するプランで行く。となれば、埼玉から会津駒ヶ岳までは約4時間なので、少なくとも午前0時までには出発しなければならない。そこで、前日の23時に埼玉自宅を出発する。

久喜ICから東北道の深夜割引を使い、西那須野塩原ICで下り、塩原温泉を通過し、檜枝岐村に入る。

檜枝岐村を走行中にご覧の看板が現れる。

ここで林道?に入る。
するとご覧の登山口が現れる。

ここの路肩に駐車し、少々仮眠。

登山記録
午前4時ちょうどに上記の階段を登り始める。

最初は急登であったが、積雪はなし。

しばらくすると雪が現れる。
途中からは完全な積雪。

しばらく冠雪した林間を登り続ける。
あれ?季節はずれの雪?

全国的に「雨」なのに、登山は無謀であったか?
尾根道を歩くと樹林帯を抜ける。ガスのため景色はまったくなし。

山頂にたどり着くことだけを考える。(景色は期待しない)
1:41で駒の小屋が現れる。

地図ではもう少しで山頂。
おっ、駒の小屋のところでガスが少し晴れた。

矢印のところが山頂だ。
山頂だけが木に囲まれている。

本日は誰にも遭遇せず。(下山するまで全行程)
山頂。雪に埋まっている。

ここでガスが晴れるのを待つこととする。(氷点下の中で)

待つこと約10分、景色が見えてこないので、あきらめて帰ろうとした時・・・

ガスが晴れてきた!

南方向の駒の小屋方面。
上の写真の右上は「燧ケ岳」。

残念ながら山頂は隠れている。至仏山はまったく確認できず。
右回りで景色を見る。

南西には「平ヶ岳」が見えるはずだが、見えず。
西方面。

西には「越後駒ヶ岳」が見えるはずだが、確認できず。
北方面。

中門岳方面。いい季節の時は多くのハイカーがここをついでに歩く。
北北東方面。

見えている山は「三岩岳(2065m)」というらしい。
北東方面。

見えている山(左)は「大戸沢岳」というらしい。
東方面。

有名な山はない。
南東方面。

この尾根道を登ってきた。

30分山頂にいた後下山。未練がましく駒の小屋でも西の展望を確認する。

西方面は山頂よりましになっていた。

「平ヶ岳」「中ノ岳」が確認できた。
中ノ岳(2085m)。

越後駒ヶ岳付近では最高峰。
越後駒ヶ岳方面を撮影。
荒沢岳と越後駒ヶ岳は重なって見えるはずだが、よくわからない。

そして下山。

途中からみた会津駒ヶ岳。

穏やかな山容である。
登山口に到着。

マイカーは右。左の車は登り始めた時も置いてあった。

かえり
途中にあった屏風岩。

写真を撮っただけ。

4時間かけて帰宅する。(でも着いたのはぎりぎり午前中)

今回登山で学んだこと
ここまでして展望を得たと喜んでいるのは「アホ」である。そもそも晴れの日に行けばいいだけの話。
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