2008.5.4 〜山寺(立石寺)〜
ルートマップ
駐車場:山寺駅付近の駐車場(500円)

なぜこの山?
本当は登山へ行きたいが、妻にはなんとか蔵王山へ行くことに同意してもらったので、当日は観光へ。妻は以前に一度だけ行ったことがあるが、展望台である「五大堂」へは行ったことがないらしい。観光地までいってそれを見ないという人は存在するが、妻もその典型である。最近はこういうことに少し興味が出てきた(洗脳された?)ようで、しっかり見るようになってきた。

登山口までの移動
当日は仙台のビジネスホテルに宿泊。山寺まで車で移動。

登山記録
駐車場から見た山寺の全景。

以前はこの山全般に入り込めたようだが、現在はあちこちに立ち入り禁止の看板があり、山としての面白さはない。
少し拡大。

左上のやぐらは「五大堂」で、その右は「開山道」。右上にも建物が見えるが立ち入り禁止。
山寺駅。

良い雰囲気である。
今回もスーパー背負子(しょいこ)で登ることとする。

しょいこで登った息子は、いっさい煩悩が消えることはないであろう。(なぜかは後述)
立石寺の本堂。ものすごい人の数。

素通り。
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」

何事もそうであるが、一番最初にいったものが名声を得る。あとでどんな良い句をつくってもダメ。(所詮二番煎じ)
松尾芭蕉像。

上野の西郷さんは本人とは全く似ていないらしい。写真がないのでこれも想像であろう。(カメハメハ大王も別人)
曽良像。

コメントは同上。
ここで入園料300円を払い、登る。

そういう意味では「男体山」と同じかな?
すぐにご覧の看板が出てくる。

おお、日頃考えていることと同じことが書いてある!(ただし、煩悩を消すには標高差が低いと思う)。
1000段以上ある石段を登る。

息を切らして登っている人が多い。(日頃からもう少し歩きましょう)
崖が見えてきた。

この崖を登れば煩悩が消えそうだ。あとで知ったが、昔の人もこの崖を登ったりして修行をしていたようだ。命をかけて登れば、どんな煩悩も消える!
仁王門が見えてきた。

もう少しで奥の院へ着く。
仁王門。
仁王門を通り過ぎたところで「五大堂(奥)」と「開山堂(手前)」が見える。

これらは後で見学することに。
奥の院。

素通り。
重要文化財の三重塔があるというので行ってみたら。

こんな小さいものであった。(しかも囲いの中)
少し休憩。

この反対方向に・・・
立入禁止の看板。(昔は入れたようだ)

少しのぞきに行ってみる。
こんなのがあった。
奥は鎖場。

あぶないので、入れさせないようにしているのであろう。
振り返る。

今度は写真の社の前へ行くと・・・
こんな感じ。

写真の社へはいけない。
開山堂。

「左の岩場へ行くから写真を撮って」と妻にたのんだら拒否された。
五大堂。

一見, 木製のように見えるが・・・
実は、鉄骨でできている。
五大堂は「展望テラス」。

風景を見る。
門前町。
正面の山。

有名な山はない。
その左。

有名な山はない。
さらに左。

崖にお堂がある。
五大堂近くのわき道に入る。
このような洞穴を発見。

ここで修行をしていたのであろう。
さらに奥に道が続いていた。

妻がうるさいので、行くのはやめた。
帰りは、往きの道も帰りの道も「渋滞」。

ここへ来た人は「登山修行」という概念を理解して帰っていただきたい。

今回登山で学んだこと
転落の危険と戦いながらの修行は想像を絶する過酷なものであったのであろう。筆者が考えている「死の危険を感じたときに、初めて生きている実感がわく」とコラムで述べたが、まさにここで実践されていたことにはとても感動した。
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