2007.10.20 〜武甲山(1295m)〜
ルートマップ
登山口:一の鳥居
駐車場:一の鳥居の駐車スペース(無料5台ぐらい、なければ路肩に)
登山時間:一の鳥居-第一展望台-第二展望台-一の鳥居のコース。4:16、息子と

登山行程
0830埼玉自宅-0955/1004一の鳥居-1029登山道の分岐-1037不動滝-1038つり橋-1118大杉の広場-1147一般コースと階段コースの分岐-1205浦山口登山道分岐-1207御嶽神社-1210/1240第一展望台-1242/1247第二展望台-1420一の鳥居-1600埼玉自宅

なぜこの山?
息子を「男」にすべく、伊豆ヶ岳よりもハードな山に登り、立派な「岳人」になって帰ってもらうため(ちょっと大袈裟かな?)。というよりは、ただ単に子供が連れていけて、唯一もっているガイドブックで面白そうな山。

登山口までの移動
朝、家を出る時に「山へ行くぞ」といったら大喜びであった(本当に「山」の意味をわかっているのか?)。

秩父方面へたらたら走り、おにぎりを買うために寄ったコンビニに入った。そのコンビニで今度は釣りのおもちゃ(499円也)をせびられ、買わされた。

武甲山入り口という案内があったため左折、そこはセメント工場地帯であった。工場群を通りすぎると登山口である一の鳥居に到着。ネットにて、鳥居をすぎたところに駐車が出来るということをしっていたので、駐車しようとしたら車の下を擦ってしまった。

登山記録
息子を背負子(しょいこ)に乗せ、登山開始・・・の前に、コンビニで買った「釣りのおもちゃ」を開けるようにいわれ、釣りざおを持たせた。

写真の中央下の石でできた標識には「一丁目」と書いてあるが、登るにしたがって数が増えてくる(ゴールは何丁目かは不明、ちなみに御嶽神社は52丁目だったと思う)。
これは「四丁目」。
しばらくあるくと「いけす地帯」に入る。昔は鮎の養殖でもしていたのか?
放置された舗装道路をあるいていくと・・・
分岐に出る。右が御嶽神社方面なので右へ。
じきに、なんてことのない丸木橋出現。しかし、背負子を背負っているためむちゃくちゃこわかった。
すぐに「不動滝」に着く。息子は背中の方で「滝、滝」と大騒ぎ。
「不動滝」の横には吊り橋。ロープがあるためキチンと三点確保は出来たのでこわくない。
一時間ほど歩くと肩が痛くなり、さすがにギブアップ、息子をおろす。おろすと「釣りのおもちゃ」で遊んでなかなかやめない。無理やり背負子にのせ出発。

手に持っているのが、さきほどから頻回に出現している「釣りのおもちゃ」。
大杉の広場に到着。すると息子は「歩く」と言い出したので、手をつないで歩くこととした。
これが大杉の広場の「大杉」。
「○○ちゃん(息子は自分のことをこういう)、ちゃんとあるけるんだよ」「う〜疲れた(疲れたのはこっち)、抱っこ」「ここ登りたい」などと、自分で歩きたいのか、歩きたくないのか、分けわからない状態で登山を続ける。

しかも、右手には「釣りのおもちゃ」を持ったまま離さず、木の根っこを越えようとする。取り上げようとすると怒り始める。う〜疲れた。

ものすごいスローペース(疲労は倍)で、分岐に出る。この看板ではどっち行けばよいかわからない。とりあえず「一般コース」を選択。
このような状態で、なんとか御嶽神社下の広場に到着。

写真の建物はトイレ。
御嶽神社。左の階段を奥に進むと展望台へ。
分かりにくいが奥が第一展望台。
やっとのことで第一展望台に到着。あまりにも遅いので登山開始時は晴れていたのに、曇ってしまったではないか(と八つ当たり)。
おお、わずかに景色が見える。写真を撮らねば・・・。これを最後に景色は全くなくなった。
とりあえず昼ごはん。

チキンマヨネーズのおにぎり・・・マヨネーズはいらない、ツナのおにぎり・・・ツナがいらない、しょうがないので何もついていない部分・・・のりがいらないと言い始める。ムショウに叩きたくなった。
武甲山の高さの標識(三角点ではない)?

「1336-41+9」と書いてある。もともと武甲山は1336mのところに三角点があったが、石灰採掘で削られ41m低いところに三角点が移された。しかし最高標高は9m高い部分である・・・と解釈している。
第一展望台から第二展望台へ。
第二展望台。とても狭く、斜面である
あれ、車が止まっている。セメント会社の職員であればここまで車で来れるようだ。



雨もふりだしてきたので、そそくさと背負子に背負い下山。また途中歩くといい始め、歩かせたが、ぶつぶつうるさくてなかなか歩いてくれなかった(しかも右手に「釣りのおもちゃ」)。



帰りの車から撮った武甲山。晴れてきていた。

今回登山で学んだこと
・まさに登山は「忍」である。
inserted by FC2 system