2009.8.11 〜八甲田山(1584.6m)〜
酸ヶ湯温泉→仙人岱→大岳→毛無岱→酸ヶ湯温泉、なんとか晴れました

ルートマップ

標高差:685m
累積標高差:-m
平面距離(全行程):-km
駐車場・登山口:青森県青森市酸ヶ湯温泉近くの駐車場(無料)
標準コースタイム:酸ヶ湯温泉-(2:20)-大岳-(2:00)-酸ヶ湯温泉
標準コースタイム(合計):4:20
登山時間:酸ヶ湯温泉-大岳-毛無岱-酸ヶ湯温泉。4:51、家族と

登山行程
0844酸ヶ湯温泉駐車場-0947地獄湯の沢-1006仙人岱-1046鏡沼-1057/1123大岳山頂-1146/1149大岳避難小屋-1335酸ヶ湯温泉



なぜこの山?
家族との東北旅行四日目で、八甲田山登山は今回の旅行のメインイベント。本来は前日(8/10)に八甲田山に登りたかったが、雨の為近場の観光となった。当日(8/11)の八甲田山の天気予報は曇りであるが、当日の宿泊地は盛岡なので、八甲田山に登らなければ「お流れ」になってしまうので、ガス覚悟で登ることとする。

ちなみに、2006.8.26にうりうは一人で八甲田ロープウェーに乗り、田茂萢湿原などを散策したことがある。その時はまだ登山に目覚めていなかったので、もったいないことをしたと思っている。



登山口までの移動・登山記録
登山前日(8/10)の青森市の夕暮れ。

今回の旅行のメインイベントである八甲田山登山は明日がラストチャンス。明日は晴れるかな?
ビジネスホテルで朝食を食べ、8時半頃に酸ヶ湯温泉から150mほど離れた登山者用駐車場に到着。

左の建物は「酸ヶ湯インフォメーションセンター」で、右はトイレ。
大岳方面を撮影。

八甲田山は曇りの予報であったが、晴れ間も見えるので、天気は上々。
息子が酸ヶ湯インフォメーションセンターに入りたがったので、入るとこんな感じ。

登山ルートや自然などの説明がある。
息子はご覧の模型に釘付け。

引き離すのに苦労した。
8:44(酸ヶ湯駐車場出発から0:00)、酸ヶ湯駐車場を出発する。

息子はまいどおなじみ、しょいこに乗る。
駐車場の横の道路を渡ると、すぐにうっそうとした登山道。

横には・・・
「日本山脈縦走起点」

縦走をしようと思えば、山口県までできるのですね。
最初はつまらない樹林帯の登山道。

二人の「抵抗勢力」をかかえ、歩く。
(「なんでこんなところへ?」のような)
前日まで雨だったので登山道もドロドロ。

抵抗がますます増す。
9:20(0:36)、今度は息子が寒いといいはじめ、スキーウェアーを着せる。

しょいこ登山の盲点は、背負われた子供が冷えること。なので、冬用のウェアーを必ず常備している。夏でも、これで丁度よい時が多い。
9:40(0:56)、歩き始めて一時間ほどで木の高さが低くなる。

少し気分が楽になり、抵抗の程度が減る。
9:43(0:59)、沢を横切る。
9:45(1:01)、ここから見えている範囲が「地獄湯の沢」。

少し硫黄くさい。
「八甲田火山はまだ生きています」

これは臭いでわかります。
地獄湯の沢を歩く。

気分が変わったせいか、妻の抵抗はほぼ消失。
地獄湯の沢を登りきり、振り返る。

奥に見えている建物は八甲田ホテルで、出発した駐車場からは遠くはない。
10:04(1:20)、やがて木道が現れ、傾斜も緩やかになり、八甲田特有の雰囲気がでてきた。

ここからは、しばらくハイキングになります。
10:06(1:22)、仙人岱に到着。矢印の所は水場。
標準コースタイムは1:10。

以前、ここは湿原であったが、踏み荒らされてこんな感じになったそうである。
「八甲田のおいしい水」を飲んでみるとおいしい。

写真の男性は、母親にこの水でコーヒーを飲ませるために汲んでいるそうだ。
水場から見る「小岳」。

ガスでよく見えない。
緩やかな登山道を歩く。

正面左奥付近に最高峰の大岳が見えるはずだが。
池塘。
いよいよ大岳へ向けて登山道が急になります。

というところで・・・
10:18(1:34)、息子が歩くというので歩かせる。

歩いていると暑くなるので・・・
10:32(1:48)、スキーウェアーを脱ぐ。
木もほとんどなくなり、見通しのよい登山道になる。
10:42(1:58)、いったん休憩。

さっきまでは寒かった人が、汗だく。
10:46(2:02)、すぐに鏡沼に到着。

しばらくカエルなどを探すが、見つからず。
鏡沼を越えると青空も見え始め、高いところへ来た感じになります。

息子は「ママを助けてあげる」とか言っている。
上から見た鏡沼。
山頂まであとわずかですが、妻は疲労の限界。
10:53(2:09)、もう一回休憩。

あと少し。
途中に見えた「社」。
ご覧のところが山頂。
10:57(2:13)、2時間13分で大岳山頂に到着。
標準コースタイムは2:20。

子連れ登山は概ね、標準コースタイムと同じです。
記念写真。

うりう的には、休みは「共同作業の無い遊び」よりも「共同作業の遊び」の方が家族の団結にはよいと思います。
(登り始めは散々文句を言われたが)
東方面。

奥の山は「高田大岳」、手前は大岳の火口跡。
北方面。

井戸岳。
上の写真の左側。

左の建物はロープウェー駅。
息子は最近変な顔をしている時が多い。
11:23(2:39)、山頂に26分滞在して毛無岱方面へ下山する。
下山中に見えた毛無岱。

これから、ここを歩きます。
まず、写真の大岳避難小屋へ向かいます。

息子と手をつなぎながら歩いているので、時間がかかる。
藪をこいで・・・
11:46(3:02)、大岳避難小屋に到着。
標準コースタイムは2:35。

中に入ってみる。
こんな感じ。

トイレも済ませる。
避難小屋から大岳を見上げる。
引き続き、息子は歩き続ける。

スピードは遅いが、しっかりと歩いている。
12:24(3:40)、息子の頭にアブ?が止まって、なかなか離れない。

追い払っても、付いてくる。
12:25(3:41)、毛無岱が現れる。

息子にはまだ虫がまとわりついている。
とても広い湿原を歩く。

帰りをこちらにしてよかった感じ。
振り返って、先ほど登った大岳。
左に目を移す。
歩きやすい木道を歩く。
12:35(3:51)、結局、息子がしょいこに乗る。

大岳手前からここまで結構歩きました。
池。
12:45(4:01)、いままでは「上毛無岱」を歩いてきましたが、一段下には「下毛無岱」が見えてきました。
下毛無岱へ階段を下りる。
下毛無岱を歩く。
下毛無岱も終わり、樹林帯に入りました。

息子はしょいこの上で眠っています。
やがて酸ヶ湯温泉が見えてきました。

奥が駐車場。
13:35(4:51)、全行程4時間51分で酸ヶ湯温泉に到着。
標準コースタイムは4:20。

本日の宿泊地は盛岡なので、温泉には入らず、ちょっと休憩後出発です。
駐車場に車を取りに来る。

後は大岳。
酸ヶ湯温泉越しに見る大岳。

今回登山で学んだこと
・夏の八甲田山は最高です。

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