2009.7.18 〜四十八瀬川勘七ノ沢〜
母校山岳部企画、沢登りで一番恐怖なのは・・・ヒルであった

ルートマップ
標高差:-m
累積標高差:900m
平面距離(全行程):6.3km
登山口:神奈川県秦野市、表丹沢県民の森
駐車場:表丹沢県民の森駐車場(無料)

登山時間:駐車場-駐車場。6:48、同行者3名と

登山行程
0813駐車場-0826勘七橋-(迷う)-0848二股(入渓点)-0902F1-0916F2-0935F3-0952F4-1049F5-1300頃藪こぎ-1329大倉尾根登山道-1408堀山の家-1501駐車場



なぜこの山?
当日はI先生による母校山岳部企画「梅雨明け一発 沢山行計画」で、表丹沢の四十八瀬川勘七ノ沢へ行くことに。(ということは二発目もあるということでしょうか?)

行く前に「核心のF5をリードします」なんて言っちゃってビクビクしていたけど、最強クライマーのpecoma君が来るというので「もう大丈夫」と高をくくっていた。

※当山行の写真の一部にpecoma君とI先生が撮影した写真が含まれます。



登山口までの移動・登山記録
今回は学生のIさんを乗せて、「表丹沢県民の森」に到着。後ほどI先生とpecoma君が到着。

最初は「二股(ルートマップ参)」に行きたかったが、道がよく分からないのでここに着いてしまった。

ここは表丹沢県民の森の駐車場。

I先生による記念写真。

ところで右のpecoma君、ノーヘルにトレッキングシューズで沢登り。
最初に林道歩きであるが、すぐにご覧のゲートが現れる。
ユリかなんかの花。
突如、I先生が秘密兵器「ヤマビルファイター」を取り出す。

これでヒルは撃退できるのでしょうか?

とりあえず、吹きかけていただきます。
遠くに見えるのは塔ノ岳ですが、そこ付近の沢が「勘七ノ沢」です。

引き続き林道を歩きます。
間もなく「勘七橋」を渡る。

「勘七橋」ということは、これは勘七ノ沢でしょう。
ということで、橋を渡ったところで、登山道?らしきところへ入る。
一回、沢を横切り、先ほどの沢?をめざす。
沢?をつめると・・・

ご覧の堰堤が現れ、検討の結果、勘七ノ沢でないということで引き返す。
いろいろさまよった結果・・・「二股」へ到着。

車が入り込んでいる?

後で知ったことですが、別の道で車でここまで来れたそうです。

ここから入渓する。
入渓すると、ご覧の堰堤。
横にFIXロープがあり、それを使って登る。
登りつめると・・・

見えてきましたF1です。
これがF1(5m)。

赤いロープはFIXロープです。

早速、うりうが一番バッターで登ります。
・・・で、ここで落ちそうになる。

が、落ちず。
FIXロープをしっかりと使い、登る。
Iさんに続き、I先生。
pecoma君はFIXロープを使わず。

さすが、強いクライマー
次にF2(7m)。
pecoma君が左のヤバイところを直登。

よくトレッキングシューズで登れるね。
うりうは左岸(右手)の崖をフリーソロ。
続いてIさんです。
難なく登る。

続いてI先生も登る。
続いて、ご覧の堰堤が現れる。
ここは右に巻く。
F3(8m)が現れた。
(ドラクエか?)
うりうは左岸(右)をへつる。
pecoma君は右岸(左)を登る。
絶対、右岸の方が怖いと思うが、Iさんすごいね、ロープなしで登ってしまいました。

下に見えるのはうりう。
ここで落ちたら8m落下ですよ。

慎重に。



見事クリア。
F4(15m、二段)。

どこをどうやって登るのでしょう?
とりあえず下段を登る。
下段は、一見簡単そうに見えたが、結構いやらしい。
とりあえず、pecoma君にここでビレイをしてもらう。
上段は、こう登ります。

最初は先が見えなかったで、かなり怖かったです。
登ってみると、意外に簡単でした。
ここにはアンカーがあり、ここにセルフビレイをとって、ビレイをしました。
こんな感じに登ってきます。
この後、堰堤が4ヶ所ありますが、このような所は直登もできますが、難しいです。

難しければ巻きましょう。
ここは左から巻きます。
さて・・・核心のF5(10m)大滝が現れましたね。

ここは高巻きもできますし、途中(矢印)から登ることもできます。



登る前にワンブレーク。
I先生の足にヒルが〜。

うりうも10匹以上のヒルに血を吸われ、足は血だらけです。

ヤマビルファイター効果なし。
休憩後、うりうが滝を直登します。

矢印のところまで、支点がありませんので、絶対に落ちられません。

しばらくこの状態で手足を捜し・・・
なんとか突破できました。
上には頑丈なビレイ点があり、トップロープにします。
Iさんも直登しました。

クライミングの練習してないのに、すごいですね。
pecoma君はトレッキングシューズで。
最後にpecoma君がI先生をビレイ。

写真がビレイ点
F5を越えると、今度はゴルジュ(廊下帯)。

気をつけていきましょう。
ここはちょっといやらしいですよ。

気をつけて。
ここは見た目より楽勝。
ゴルジュより先は小滝と堰堤があるが、さほど問題なく越し、水量が減ってきました。
ほとんど水がなくなり、ここで少し休憩します。
休憩。

近況報告。
休憩後、ガレ沢を登ります。

結構、落石を起こします。
途中から、藪の中に入り「藪こぎ」。
藪こぎ途中で富士山が見えた。
登山道が見え、ご覧の「隙間」を通って、大倉尾根登山道へ復帰。
登山道で休憩後、下山します。
途中の「堀山の家」で一旦休憩。
途中にご覧の胸像が見えた所の裏手を下り、勘七橋へ戻る。
駐車場に到着。

お疲れさまでした。

今回登山で学んだこと
・沢登りはやっぱり楽しい

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