2009.5.10 〜秋川天王岩クライミング〜
またmixi山コミ仲間と、5.10aオンサイト逃した

ロープワークの基本は八の字結び。
できるかな?
場所
東京都あきる野市

駐車場・登山口
武蔵五日市駅からバス、または天王岩近くの路肩に駐車・国際マス釣り場の有料駐車場。

登山行程
0810頃武蔵五日市駅-0830頃/1700頃岩場

参考資料
今回のグレードは「日本100岩場」を参考にしました。

なぜこの山?
5/10はmixiコミ「三山会」で、奥多摩駅近くの氷川キャンプ場でバーベキューという企画があり、それに「殴りこみ」をかけるつもりで、近くの「氷川屏風岩」でクライミングでもやろうという話になった。

しかし、いろいろ調べてみると、氷川屏風岩はハードなルートしかないし、簡単なルートはアルパイン様ルートである。このようなところには初心者(うりうも初心者であるが・・・)を連れて行くと事故の危険もある。

そこで、直前に行ったことのある秋川天王岩へ変更したところ、ellediaさんとうみやまさんが集まった。

登山口までの移動・登山記録
移動や岩場の雰囲気は5/4の秋川天王岩をご覧ください。

8時過ぎに、ellediaさんとうみやまさんを武蔵五日市駅でピックアップして、天王岩へ向かう。

行ってみると、前回同様、簡単なルート(ちいせみ5.8やヒトリシズカ5.8)が占拠されていたので、今回は、うみやまさんにロープワークの練習をしてもらいましょう。うみやまさんは、前日に日和田山で初めて岩登り講習を受け、その日のうちにクライミング用具を揃えたそうである。

これはトップに掲載した写真ですが、うみやまさんが八の字結びをしています。

これがロープワークの第一歩。
これはロープのたたみ方。

これも重要なことなんですよ。ロープが絡むとそれだけで危険になることは多々あります。
しかし、この岩場、前日は晴れだったのに濡れている。
(前日夜に雷雨が局地的にあったらしい)

これが乾くまでは、まだロープワークの講習を続けましょう。



それでは、うみやまさんには懸垂下降をやってもらいましょう(もちろんトップロープ補助で)

最初にうりうが懸垂下降の展示をするが、岩が濡れていて足が滑った。なので、実際の懸垂下降はトップロープ補助でも危ないので、斜面でやりましょう。



うみやまさんは、斜面での懸垂下降ができました。

前日の講習(懸垂下降はやっていないが、その他の基本は学んだそうである)もあり、フレッシュな記憶でやるといいですね。
さて、11時近くなっても一向に乾かないので、濡れているが登ってみますか。

簡単なルート(ちいせみ5.8やヒトリシズカ5.8)が、いまだ空かないので、右にある「鼠小僧5.8」を登ってトップロープをかけてきます。鼠小僧5.8はグレードは同じであるが、ちいせみ5.8やヒトリシズカ5.8と違って、「ハング越え」という核心部があり、実際は5.9ぐらいはあるのではないかと思う。(ちいせみが5.7ぐらいなのかもしれない)



登ってみると、スメア(靴の摩擦で登る)が全く効かず、雨の日のクライミングのようだ。

最後の「ハング越え」のカチを持つと・・・すべる。上のほうは完全に水が溜まり、とても危険。

・・・なので、終了点にトップロープを張れず。



結局、終了点下にトップロープを張る。

さらに左の支点にスリングを掛け、バックアップとした。
うみやまさんに登ってもらいましょう。

このルート、最後のハング越えを除けば、出だしが核心なので登れず。



うりうがロープ回収便として右の「小便小僧5.8+」を登り、濡れてはいたが、核心部のカチをなんとか持つことができ、ロープを回収することが出来た。(濡れていると本当に怖い)



昼ごはんにでも、と思うと・・・

おせっかいオジサンがうみやまさんを指導。
昼食をはさみ、空いた一番簡単な「ちいせみ5.8」にうりうがトップロープを掛ける。

ellediaさんは楽勝。
うみやまさんは、こちらの方が出だしが簡単なので、離陸できた。

でも、終了点にはたどり着かず。
次は「つゆしらず5.9」を登りましょう。
(写真は関係ない人)

うりうがトップロープを掛けてきました。
ellediaさんはリーチがあるので、本来の核心部を無視して終了点に到着。
うみやまさんは、核心部突破できず。



さて、今回のうりう的メインイベントの「サンコウチョウ5.10a」のオンサイトトライをしようとすると・・・



前述のおせっかいオジサンが「ノーリー5.10b/c」にトップロープが張ってあるけど登ってみる?、と言ってきた。

うりうだけチャレンジし、三つ目のヌンチャク付近で力尽きてテンション。本当にハングは弱い。
そして、「サンコウチョウ5.10a」のオンサイトトライ。核心部は矢印のトラバースにクリップすることと、終了点直前にステミングで登ること。

うりうは、トラバースにクリップをして、最後のクリップに手が届かず途中断念した。下りてくると「核心部を越えたのに、もったいない」と先ほどのオジサンに言われた。

最後のクリップはクライムダウンすれば掛けられるという。そのオジサンがトップロープに掛けかえたのが、この写真。

そして、オジサンが実演するが・・・な〜んだとても簡単。うりうは、核心トラバースを越えた後にそのまま登ろうとしたため、パンプもしたし、クリップも出来なかった。しかし、いったん下りると、永久レストも出来るし、態勢もかわるのでクリップもできる。
トップロープで登ってみると、実際簡単に登れた。

くやしいけれど、これがオンサイトの難しさ。



でも、本日はとても楽しかった。また岩場へ行きましょう。



この日の成果
小便小僧5.8+:再登(レッドポイント)
ちいせみ5.8:再登(レッドポイント)
つゆしらず5.9:再登(レッドポイント)
ノーリー5.10b/c:トップロープ×(ハングは弱い)
サンコウチョウ5.10a:一便×(ムーブは完成、次回はいける)


今回登山で学んだこと
・オンサイトは難しい

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