2008.6.21 〜鉄道博物館へ潜入〜

潜入理由
当日の天気は雨の予報なので「山」へは行くことができないので、前日に「息子のために鉄道博物館へ行く」を妻と約束してしまった。当日は天気がもった(ときどき晴れた)ので痛恨のミスをしてしまった。

つまり天気が悪くなく「こんなところ」に来たくなかったのに、行ってしまった状態。

潜入記録
大宮駅から少し北に「鉄道博物館」は存在する。

以前から述べているが、こういうブーム的な施設は「忘れたころ」に行くのがよろしい。

営業は10:00からであるが、9:30頃に、ここの駐車場に止める。(一日500円)
土日は混むので、とても鉄道が好きとは思えないオッサンたちには、「かけこみ乗車は御遠慮ねがいます」。
誰も気付いていないと思うが、このような「寄生施設」を発見。

多分、ほとんど誰もこのような「側線」に入らないと思う。
あ〜あ、やっぱり30分前だというのに、えらい並んでいる。「整列乗車お願いいたします」。

息子が我慢できるとはとても思えない。
列の先頭車両は・・・やっぱり「鉄道オタク」。(と思う)

椅子なんか用意して準備のいいこと。
列に並んだが、30分間どうするの?

息子が騒ぎ出すのは時間の問題だぞ。
やっぱり、騒ぎ始めた。

妻に並んでもらって、少しぶらつく。
息子に限らず、子供は暇そうだ。

ゲームをやっている子もいる。
さすが鉄道博物館。床のタイルが「時刻表」。

これ、貼るのに結構時間がかかったと思う。
機関車の前でハイポーズ。右の信号は「赤信号」。

すると息子が「黄色信号」と言い始める。どういうこと?
なるほど。この隙間から見ていたのか。

確かに黄色だ。
自分で運転できるミニ運転列車に乗るためには整理券が必要。

午前中に配布するのは150枚だ。これを手に入れるには戦略が必要。(こういう所へ来ると「どうでもいいこと」にムキになる)
開館直前に細かい案内する人がやってくる。事前に説明しておかないとトラブルになるので。

ここでの戦略を説明しよう。大人1000円×2+幼児200円、計2200円を用意し、入場券を購入したら、うりうに渡し、うりうがダッシュし整理券の列に並ぶ。これで整理券ゲットだ。150枚の枠はみたところぎりぎりだ。

ところが、二人の財布をみて2200円という単位が用意できない。大きな額を払うと「お釣り」というタイムロスがでる恐れがある。(こっ細かい・・・)
そのような細かいことを考えるまでもなく、整理券の列にうまく入り込めた。

次は何時を予約できるのか?これは予約券発行機で瞬時に考える。

発行機では11:30以降が予約できる。妻は11:30、うりうは12:00の予約券を受け取り、二回乗ることが可能になった。
これが予約券。本日のゴールドチケットだ(プラチナチケットはSLシュミレーター)。ゴールドチケットはボタンのついたポケットに厳重に管理しておく。

やっぱり「どうでもいいこと」にムキになった。
次の戦略は「駅弁を早く購入し、列車で優雅に食べる」だ。
(おいおい「息子のため」に来ておきながら、自分が一番はりきっているではないか!)

10:30から発売開始であるが、10:30に駅弁を購入。
屋外にある「フレンドリートレイン」へ移動。

10:30では、まだ席は埋まっていない。いい席をよく吟味し、駅弁を食べる予定。
どこにしようかな〜。
ここにしよう。

ここで「シャトルトレイン」でも見ながら、駅弁を食べよう。
駅弁はうりうも妻も「チキン弁当」。これはシンプルで無難である。

食べ始める。
シャトルトレインがやってくる。
すると、息子が「あれに乗りたい」と騒ぎ始める。

「駅弁を食べた後に必ず乗せてあげる」と説明するが、騒ぎが収まらず。
結局、一口食べただけで、シャトルトレインに乗ることに。

最初はすぐそばの乗り場は「混んでいる」と判断し、反対の乗り場まで歩いていくが、そっちのがもっと混んでいたので、結局、先ほどの乗り場の列に並ぶ。
どうかな?、一回で乗れるかな?

息子がうるさいのでなるべく早く乗りたい。
残念。一回では乗れなかった。

しかし、次は乗れそう。
不要かと思ったが、駅員がいる。
驚いたことに「全席指定」である。

後ろ向きになるが、端の「一号車」を。
これは無料で乗れるのでお得である。

端は運転席があるのが、どんな感じかな?
こんな感じ。

ちなみにこの運転席は「ミニ運転列車」と同じ。
座席はこんな感じ。

この日はとても暑かった。
ほう〜、ATSがあるのか。

現在30km/hを示しているが、実際は歩くぐらいのスピードである。
着いた所は「北口」である。

本当はミニ運転列車を見ながら食べようかと思ったが、そのような場所がなかったので、なんてことのない「シート」で食べる。

食べ終わるとちょうど11:30頃となったので、「今日のメインイベント」のミニ運転列車に乗りに行く。

整理券を乗車券に換え、乗り場へ行く。

最初に操作方法の説明。列車はどの列車になるかわからない。

1ハンドルと2ハンドルがあるが、できれば、2ハンドルが良い。
ルートは内回りと外回りがある。ここの駅は「万世橋」で、「汐留」「飯田町」「両国橋」の三駅があり、途中で止まっても良いし、通過してもよい。
さあ、どの列車になるかな?
外回りで、この成田エクスプレスになった。
2ハンドルです。

信号がないが、「信号よし、出発進行」。
極めて簡単な「電車でGO」で進む。

試しに緊急ブレーキをかけてみたら、かかった。
三人乗りです。

妻に運転させようとしたが、拒否された。

飯田町に停車。
次は両国橋〜両国橋〜。
次は終点、万世橋。

ご乗車ありがとうございました。
もう一乗車。

次は内回りの埼京線です。(写真は下車後撮影)
内回りは信号つき。

赤で進入するとATSが働き緊急停止します。
これも2ハンドル。

「信号よし、出発進行」。
直進は青信号。側線は赤信号。

前方の列車に追いついて「緊急停止」をしてみたかったが、追いつかず。
転車台。
ミニ運転列車乗車後、フレンドリートレインをのぞいてみたら「乗車率100%」でした。
これは超人気アトラクション「SLシュミレーター」。

一乗車500円で、一日30名程しか体験できない。
はっきり言って、もう帰ってもよいが、一応「過去の遺物」を見る。

気になったものだけをお見せします。
ややレトロな駅には二編成の列車が停車。
右の列車は乗車率100%。
左の特急も乗車率100%。

「みなさまが着席できるように、席をつめておかけください」。
レトロな立川行き列車。

現在の停車駅は・・・
おちやのみづ?・・・御茶ノ水のことね。
セーラー服は良いが、かばんがレトロに一致しないような気がする。
北海道の高官専用列車。

その名も「開拓使号」。(見たまんま)
蒸気機関車の側面に「弁慶(旧漢字)」。

そこまで主張しなくてよいと思うが。
「下等、THIRD CLASS」。

現在でこの書き方をすると、クレームが多そうだ。

いじれるところはこれぐらいで、そろそろ帰りモード。

駅弁売り場へ行ってみると、一時すぎで「完売」。

「早い、まずい?、高い?」の駅弁もここでは大人気だ。
二階から博物館を見下ろす。

中央の転車台は本当に回る。
「ジオラマ」があるが、めんどくさくなったので行かず。

「さあ帰るぞ」というと、息子が「おみやげは?」という。妻が息子とおみやげを買う約束をしたらしい。(なんてことをしてくれたのだ)

ミュージアムショップへ行く。

あらかじめ予告しておく、絶対にややこしくなると。
やっぱりややこしくなった。

息子は、おもちゃを「二個欲しい」と言いはじめる。しばらく格闘の末、店内で一番やすそうな写真の列車を二個買わされた。

潜入の感想
・博物館の中では楽しい部類と思う。

左にメニューが表示されない場合は こちらをクリック
inserted by FC2 system