2008.4.6 〜第10回青梅高水山トレイルラン〜
ルートマップ
スタート/折り返し:青梅永山グランド/高水山常福院
グロスタイム:5:00:07
順位(失格者266名除く):666/868
男子順位(完走女子122名・失格者266名除く):597/746
完走率:76.5%(普通のマラソン大会は90%以上)
マラソン行程:0830マラソン会場-1000スタート-1500ゴール
なぜこの大会?
トレイルランをしてみるととても面白い、かつ「人間」の限界を知ってみたかったため。
トレイルラン概要
青梅トライアスロン協会が企画。青梅永山グランドを出発し、最初は比較的高低差の少ないハイキングコースを進むが、途中から高低差のあるアップダウンを繰り返す。登りきったところで、林道を一気に下る。下りきったところで、高水山をめざしひたすらの登り。帰りは一部を除き同じ道。計算はしていないが、総高低差は1000mはいっているであろう。17kmと27kmに関門があり、規定時間内に通過しなければ失格となる。鉄人レースならぬ「殺人」レースである。35kmの部と15kmの部がある。

会場までの移動
熊谷ハーフ同様前日まで「風邪」。虚弱体質児は本当に困る。前日に電撃的薬の服用にて、とりあえず胃腸の調子は悪いが、走れるような「気」がしたので出場をする。

自宅を6:30頃出発し、青梅駅に到着する。

ここは昭和レトロを売りにしているようだ。
青梅永山グランドへ向かう人の列がある。
青梅永山グランドは青梅駅の裏手。

遠くに大岳山が見える。
会場にはいろいろなマラソングッズの売店が出展。

詳しくはわからないが「お得」なものもあるらしい。
受付を済ませる。

35kmの部と15kmの部があるが、35kmにエントリー。
写真を撮ってもらう。

リュックは「息子の小さなバック(装備参照)」、靴は「普通のランニングシューズ」。このような格好で出場している人はいない。

いままでのマラソン大会と違って、勘違い野郎(デブのおっさんなど)の出場はない。

もしかしたら自分が勘違い野郎?
開会式。

青梅市長のスピーチ。
準備体操。

20分のエアロビクス。そんなにやったら、これだけでもへばってしまう人もいるぞ。

マラソン記録
スタート直前。

みんな格好が決まっている。やっぱり「勘違い野郎」は自分であった。

足の太さなどを見て、やはり鍛え方が違うと思う。
スタート。

うりうは後方からスタート。狭いコースなので人がうごめいている。
みんな登りでも走っている。

当たり前か。
青梅市街と桜。

きれいである。
やっぱり走り続けている。

現在のところ「風邪薬」の効果あり、少量の鼻水のみ。
途中で「渋滞」。

往きは数回渋滞があった。帰りはバラバラなのでそれはない。
登り切ったところで、長い下りの林道。

高速走法で多数抜く。(こんなことをしてはもたないぞ、気をつけろ!)

下りきったところで最初の給水所、兼帰りの27km関門。
下ったら、その分登り。

ここでも多数抜く。(こんなことをしてはもたないぞ、気をつけろ!)
まだ登り。

奥の民家でみかんを配っていた。
まだ登り。

竹林を進む。
今度はロープ付きの急登。

ここではうりうの順位は、真ん中やや前ぐらいで調子がよい。
登りきったところで景色を撮る。

ものすごい登りと下り。
いったんかなり下り、車道を横切る。

ここから高水山までは永遠の登り。
ひ〜まだのぼるか〜。

このあと林道を走り、高水山へ。
折り返し地点の高水山常福寺まであと少し。
折り返し地点到着。現在450位程度であるそうだ。まあまあ良い。

ここでバナナを食べる。

あとはほぼ同じ道を帰る。考えてみると、あとは下りだけではなく、登りもあるのだ。やばい。

27kmを通過。これで走りきれば完走できる。しかし、ここで持病の「胃痛」発症。走れなくなった。ここからバンバン抜かされる。(ここで実力差が出たか?)

途中で「よくその靴ででたね」と抜かれた男性に言われる。足の裏も痛い。

レスキュー隊とすれ違う。

二人ヘリコプター搬送となったらしい。その他、血を流している人を多数目撃。

なんでこんな大会にでたのだ。大後悔。
今度は気分が悪くなる。風邪を治して出るものではない。

数回休みながら歩く。後半は動けなくなっている人を多数抜いた。

太平洋戦争の「死の行軍」を彷彿とさせる光景だ。

ゴール直前で、あと1分で5時間。

最後の300mだけ走ってゴール。

後半はなんとか「完歩」できた。

今回マラソンで学んだこと
・生きて内地に生還いたしました
・精鋭ぞろいなのに、1/4は「失格」、超過酷なレースである。
・結果を見てみると、よく、ど素人が完走できたと思う。
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